東京夜話 (新潮文庫)

  • 新潮社
3.51
  • (117)
  • (151)
  • (291)
  • (46)
  • (11)
本棚登録 : 1400
レビュー : 173
  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101069258

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • いしい しんじさん初読み。
    タイトルと表紙でなんとなく手に。

    シュールだった…。シュールすぎた…。

    ダッチワイフとゴールデン街で飲んだり、`池袋` がくだをまいたり、
    鮭とマグロが恋したり…。

    とにかくシュールでした。
    もしくは酔っぱらいの話だ(笑)
    でもなんだかんだで最後まで楽しんで読んでしまった。

    そう。まさしく「読んでしまった…。」という感じです。

  • 短編集でものによって好き嫌いが分かれる。嫌いというより、よくわからないという方が適切か。

    個人的には「お面法廷」がとても好きだった。

  • 「ぶらんこ乗り」を読みたいと思って本屋に行ったのに、
    この本に目が行き購入。

    東京の様々な地を舞台にしたお話。
    それぞれの「東京」を読みながら思い描くと、
    なんとなく、その地名の雰囲気を感じることができる不思議な本。

    現実と非現実を行き来していて、
    果たしてそれが現実のことなのか?不思議な錯覚に陥ります。

    いしいさんは、発想力や表現力が素晴らしいというより、
    『妄想力』が素晴らしい・・・と言った方がしっくりくる。
    1のことを10に広げられるし、
    気が付いたら、100になっていて、
    またそこから末広がりに様々な妄想が繰り広げられていく感じ。

    その『妄想』の世界に入っていくのが、非常に心地よかったです。
    だけど、どのお話も哀愁があって、もの悲しくて、
    最後には、しっかりと私を現実に戻してくれるお話ばかりでした。

  • こんな不条理でシュールな街歩きエッセイ風小説なんて他にあるかな。夜の浅草の仲見世、おれも好き。たしかに滑走路みたいだ。

  • とにかく独特の作風の作家さん。
    「クロマグロとシロザケ」がよかったな~。
    何回も読んじゃった。
    解説を書いていた人がいしいしんじのことを
    「境界線を消しにいく人」と書いていたけど
    本当にその表現がぴったり。
    彼の作品の中では、人、動物、物などが
    その本来人が持っているイメージから
    かけ離れた言動をするからおもしろい。
    他の作品も読んでみたい。

  • 大好きな本!!!

  • いしいしんじは「ぶらんこ乗り」に続いて2冊目。いしいしんじの初期短編集。
    面白いのと、そーでもないのの差が結構激しかったかな、と。
    独特のユーモアと、ちょっとした毒を織り交ぜた不思議な物語の数々。
    個人的には「老将軍のオセロゲーム」「そこにいるの?」「天使はジェット気流に乗って」辺りがとても良かった。特に「そこにいるの?」は文学的な香りがして好きな感じやった。

  • 友人から誕生日にいただいた。

    ゆるゆる読んでいる。
    変な世界が楽しくて好きだ。
    こんな本をくれる友人も好きだ。

  • いしいしんじ。
    不思議な世界を見せてくれる人。

    解説者は、いしいしんじという作家は、境界線をとっぱらう達人だと書いていた。
    そうの通りかも知れない。
    だって、クロマグロとシロジャケの恋とか、ベガ星人を紹介される地球人とか、そうそういない。

    グロッキーな描写もないではない。
    けれど気づいたらなんとなく気になっている、そんな一冊。
    おそらく、いつか読み返すような気がする。


    クロマグロとシロジャケの話、神田古書街の話が好き。

  • 不思議な東京。でもなぜか気持ち悪い、という印象が強くて私はダメでした。

全173件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

いしいしんじ
1966年、大阪生まれ。京都大学文学部卒業。94年『アムステルダムの犬』でデビュー。
2003年『麦ふみクーツェ』で坪田譲治文学賞、12年『ある一日』で織田作之助賞、
16年『悪声』で河合隼雄物語賞を受賞。
そのほか『ぶらんこ乗り』『ポーの話』『四とそれ以上の国』『海と山のピアノ』など著書多数。
趣味はレコード、蓄音機、歌舞伎、茶道、落語。

「2019年 『マリアさま』 で使われていた紹介文から引用しています。」

いしいしんじの作品

ツイートする