絵描きの植田さん (新潮文庫)

制作 : 植田 真 
  • 新潮社
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本棚登録 : 800
レビュー : 90
  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101069265

感想・レビュー・書評

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  • 絵が素敵だなぁ。

    シンプルだけどリズムを感じる絵。

    色合いがとっても素敵。


    この人の本、「トリツカレ男」を読んだことがあるけれど、

    言いたいことがシンプルなんだよね。

    この言葉が言いたかったんだなぁと。


    「この世界はなんて美しいんでしょう。」


    その通りで。


    日々取り巻く人間関係の狭苦しさや、
    到底かなうはずもない自然の脅威。


    自分はなんてちっぽけなんだろうってことを
    差し引いてなお有り余る美しさ、生の喜び。

    それをはじめて実感として出会った感激。


    素直に感動できるって言うかね。

    いしいしんじさんの目線で
    世界を見てみたい。

    まだ2つしか読んだことないけれど
    心が洗われる感覚。

  • いしいしんじさんの優しい奇跡の物語と、
    植田真さんの美しい絵がぴたりと寄り添い、心を暖めてくれます。http://matsuri7.blog123.fc2.com/blog-entry-168.html

  • 耳の悪い絵描きの上田さんの話。
    寒い国での生活、そんなこんなで終わる。まあつまらなくはない程度かな

  • 読んでいると、現実に戻りたくない病にかかる1冊。
    挿絵がきれいで、じっと見ていたくなった。

  • ツノジカ、白テン、ナキウサギ、マヒワ、ツグミ、キレンジャク...高原の小さな村に、絵描きの植田さんは住んでいる。かつて、恋人と聴覚をいっぺんに失った植田さんの心は、いつもしんと静かだ。ある日、凍りついた湖を渡って、母と娘が越してくる。娘メリのすなおさは、植田さんの心を溶かしてゆくが、そのメリが雪の森で遭難して...。植田真の絵が扉をひらく奇跡のような物語。

  • 植田さんの世界には音がないかわりに、色と光があふれてる。そんな印象を持ちました。
    かなりお気に入りの一冊!

  • いしいしんじさんワールド。あったかじんわり。
    なにより、絵がよかった!

  • 091221(a 100102)

  • 2009年05月28日読了。
    読んでて、いつの間にか心が透明になる作品。
    いつもながら、この人の作品は優しくて暖かい。そしてどこか切ない。
    ぶつぶつと切るような描写が特徴的。なのに、ありありと風景が浮かぶ。いしいしんじマジックだ。

  • 何回も読み返します。
    とりあえずオシダさんがかわいい

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著者プロフィール

いしいしんじ
1966年、大阪生まれ。京都大学文学部卒業。94年『アムステルダムの犬』でデビュー。
2003年『麦ふみクーツェ』で坪田譲治文学賞、12年『ある一日』で織田作之助賞、
16年『悪声』で河合隼雄物語賞を受賞。
そのほか『ぶらんこ乗り』『ポーの話』『四とそれ以上の国』『海と山のピアノ』など著書多数。
趣味はレコード、蓄音機、歌舞伎、茶道、落語。

「2019年 『マリアさま』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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