本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
本 ・本 (392ページ) / ISBN・EAN: 9784101069296
感想・レビュー・書評
-
いしいしんじさんのWEB連載「いしいしんじのごはん日記」の3作目。2005年10月1日から2006年9月30日まで。
2004年8月、筆者いしいしんじさんと園子さんが結婚なさった。その後、いしいさんの三崎の家はそのままに、園子さんが染めと織りを修行している工房のある松本と行き来しながら暮らす。
いしいしんじさん、奥さんの園子さん、大阪のご両親などなどご家族の方や松本の人々、三崎まるいちをはじめとする三崎の人々、いしいさんのもとを訪れるたくさんの人々との四方山話。それから次々出てくるまぼろしの猫やロバや女子高生ユッコなど本当にいるんだかよく分からない登場人物(笑)。
いしいさんと園子さんのもとに待望の「猫」が。
自分でも感想書いていてよく分からないや(笑)。さまざまな出来事がいしいさんのフィルターを通して、摩訶不思議な日記になっています。文章のクセがすごい。でも慣れてくると止められない。
ごはん日記だからして、毎日の食事もすごい。品数多い。園子さんも作るがいしいさんも作る。旨いものの話を読んでいるだけでいいなあ、うらやましいなあとなる。松本のデラウェアが三崎のめといかなどに化けたりする。デラ、ウェア!
たくさん食材や料理が出てきて、覚えきれないのですが、オイラめといかが食べたいです。めといか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いしい語がわかってくると おもしろい
ツートト
にう
くさったりんご
工事がうるさくなったらカリブ海へ逃亡する身軽さ
魚は雄が美味しい
かなしいできごともあったけど
園子さんも猫ちゃんも日々 日々です -
優しい気持ちになれる癒し系エッセイ
松本・安曇野
おいしいごはん
ねこちゃん -
リアルタイムでは知らなかったものの、私自身が馴染み深い街に著者が住んでいたことがなんだか不思議。とはいえ、いしいさんは松本よりもやはり三崎に対して親密な気持ちを持っていたと思うし、さらに今は松本よりも京都なのだろうなと感じる。松本での経験は(忘れ難くはあると思うけど)とても大きな悲しみでもあっただろうから。
-
日記って物語よりも想像もしない展開が
起こるのだと思いました。
ぼえー。 -
毎回買っていたのに出ていたことに気づきませんでした。ああ。松本での生活の描写やキューバ旅行でのことなどが、つづられています。自分でもおもうことだけれど、いろいろなところに移動すると、世界は広いし狭い。またパラレルにさまざまなことが奇跡的に起きるということがよくわかる。
-
いやぁ、いしいしんじは最高だ。
疲労困憊セグンドとか超面白いけどキューバネタをわかるひとは少ないのではないだろうか。
あとデラーウェアーとかも好き。ユッコも好き。クロネコが来てにゃーと泣くのも面白い。
ごはん日記(ブログ)の書籍化第3弾。舞台は長野・松本。ダラダラ好き勝手に毎日が過ぎていくように見えても、家族(親や兄弟)や地域の人とのつながり大切にしていると思う。そしておいしいものを食べ温泉に入る。園子さんを愛す。素敵だと思う。
猫ちゃんは悲しいけど、そのなぐさめにキューバ行っちゃうのがすごい。
園子さんに憧れる。
(かつもとさんに借りた。) -
ごはん日記ではこれがマイベスト。まず、まえがきがいい。36ページの10月29日(土)から109ページの1月17日(火)、115ページの1月22日(日)くらいまでが、すごい。特別な日記。
著者プロフィール
いしいしんじの作品





