都会の憂鬱

  • 新潮社 (1956年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784101070049

感想・レビュー・書評

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  • 主人公たちが都会に引っ越したため、「田園の憂鬱」のような幻想的な雰囲気が薄れた感じがした。そのかわり人間の生々しい描写が増えて、エゴを深く掘り下げられている。

  • 「憂鬱」シリーズ第二作。流行りの読み方をすれば、大正期の「ニート小説」。とにかく暗い、つまらない。文章は安定感抜群だが、却ってそれがつまらなさを助長している。

    全部読んでない。途中で放った。

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著者プロフィール

さとう・はるお
1892(明治25年)~ 1964(昭和39年)、日本の小説家、詩人。
中学時代から「明星」「趣味」などに歌を投稿。
中学卒業後、上京して生田長江、堀口大學と交わる。
大正2年、慶応義塾を中退、
大正6年、「西班牙犬の家」「病める薔薇」を発表し、
作家として出発。
「田園の憂鬱」「お絹とその兄弟」「都会の憂鬱」などを
発表する一方、10年には「殉情詩集」、14年「戦線詩集」を刊行。
17年「芬夷行」で菊池寛賞を受賞。23年、芸術院会員となり、
27年「佐藤春夫全詩集」で、29年「晶子曼陀羅」で
それぞれ読売文学賞を受賞し、35年には文化勲章受章。
小説、詩、評論、随筆と幅広く活躍。

「2018年 『奇妙な小話 佐藤春夫 ノンシャラン幻想集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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