- Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101070216
感想・レビュー・書評
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カミオカンデ、ニュートリノに関しての解説も平易に書かれており、小柴先生の子供の時からのご苦労も記されています。
苦難を乗り越えて、研究に没頭した先生の人生が伝わってきます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ノーベル賞を受賞した小柴氏のエッセイ集。
物作りの立場からの視点があれこれ、科学者らしいスタンスからの
易しい文体で直ぐ読めます。 -
大学院のときアルバイトに行って中学生に出した問題がいいですね。
「この世の中に、摩擦というものがなくなったらどうなるのか、記せ」
考えさせるし、答えも奇抜です。 -
文系人間なので難しい話はさっぱりで、業績よりも、人柄の方に魅力を感じた。
ホント、カミオカンデとかの話はちっとも思い出せない・・そんな自分が情けない。 -
小柴先生の大学のときの成績表付き。悪いというけど、そんなに悪いのかなこれは。
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お花がついたので読み返してみた。といっても1行しかない感想。読んだ頃はそんなことを考えもしなかったけれど、来年からは小柴さんの孫弟子になり、...お花がついたので読み返してみた。といっても1行しかない感想。読んだ頃はそんなことを考えもしなかったけれど、来年からは小柴さんの孫弟子になり、小柴さんが世界に名を馳せた場所に僕も篭ることになるんだなあ。2011/11/29
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2011/12/04
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中学1年の時に小児麻痺になった著者が、2002年にノーベル物理学賞受賞するまでの記録である。
やれば、できる。努力をすれば道は開ける。「頑張ろう」という気持ちにさせてくれる1冊です。 -
〈やればできる」って、言うのは簡単なんだけどね。継続するってのはむずかしい。
それはさておき、物理って面白いんじゃないかと思えてくる一冊だった。 -
いつも臨機応変に対応していたのだなと学びが深い。が、内容がちょっと難しかったかな…
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この本で小柴先生の主張したいことは、きっとこんなことだろう。・自分のような凡庸な成績しか残せない人でも、やればできる・人生では、人とのリレーションが重要である・ノーベル賞を取るような研究においても団体戦である以上、マネージメントが重要・人生は幸運が重要であるが、その幸運をキャッチしなければならない その主張は、ノーベル賞受賞物理学者というよりも企業家。カミオカンデ、スーパー・カミオカンデの施設という日本物理学史上非常に重要な業績を成し遂げたチームのリーダーという実績から考えれば当たり前なのかもしれないが、やはりちょっと意外。この意外性こそがこの人物の偉大さであり、この偉大さが文章を深長なものにしているのだろう。 理系離れが叫ばれている昨今、このような著作が多く出版され、若者のこれ以上のアホ化が食い止められることを願う。
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小柴先生はこの本でともかく出会いを重視している.師や弟子,友人とのつながりに本当に感謝している姿が見て取れる.語りかけるような書きっぷりにひきこまれる.