文章読本 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101071039

感想・レビュー・書評

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  • 読後に自然な日本語というものは存在しないと思わされましたね(^_^*)

  •  物書き志望者必読書その3。

     明治維新から現代にかけて、日本語の語彙や文体がいかに整備されていったか、ということが、目からウロコのボロボロ落ちるような事実の連続でつづられていて、思わずチビりそうなほど面白い。
     とはいえ、自分の文体を模索している人でないと、実用性は感じられないかもしれない。

    > 現代口語文の革新は(中略)日本の歴史を西洋の世界史につなぐものであり、物質文明の歩調にあわせて、日本の言語を改革しようとするものでありました。その恩恵をわれわれはいま深く蒙っているのであります。
     これは三島由紀夫の『文章読本』からの引用文だが、それがくわしく面白く書かれているのが、この中村真一郎版『文章読本』というわけである。

  • 井上ひさしの『自家製 文章読本』 http://booklog.jp/users/sukeki/archives/1/4101168199 で紹介されていたので読んだ。

    目次が「口語文の成立」「口語文の完成」「口語文の進展」「口語文の改革」であることからも分かるとおり、明治大正昭和期の文学者が如何に言文一致への脱皮を試みたか、その過程が豊富な引用と共に解説されている。文章を学ぶためのイロハをこの本に期待するのは間違っている。文学史解説書であり、文体の小辞典である。

  • “口語文”という概念を意識する必要もない現在、そこに至るまでの近代日本文学史。物心ついたときから口語≒文語だった人間として、単純に好き嫌いで判断していた純文学を見る目が大きく変わりそうです。

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