- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101090016
感想・レビュー・書評
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このような小説がいまだに読み継がれていくことの不可思議さは、ストイックな愛が現在に似合わないということではない。このような生き方が理解できるかということではなかろううか。2019.10.25
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ストイックな恋愛。心通じ合い側にいたい思いがありながらも女には夫があり結ばれる事はない。女は何に義理立てているのだろうか。今なら主人公に経済力があるなら、彼を信じて付いて行くこともできようものを。この小説の時代がそれをさせないのか。ここまで思われ続けるのは添い遂げなくとも女冥利に尽きるものだ。
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これは純愛…なのか…?一筋縄では行かない恋愛物語。恋愛は色々な形があるけれど、誰かの幸福が誰かを不幸にしている可能性があるのが恋愛なのかもしれない。主人公はずっと1人の女性を思い続けるのだが、煩悶とした感情からは抜けられず、崇高さのある「好き」ではないよなあ…と思った(あの人を神格化していくのも個人的には「うーん」だった)。ただ、これだけ1人の人を想い続けられることはすごいことなのかもしれない。
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久しぶりに、昔の文学を読んだなと。
あぁ、昔の文学者のスキャンダルってこんな思想からだったのかもなぁとか、いやでも、この、なにも見えなくなるような感情には覚えがあるぞ?とか。
昔もいまも変わらないのかもね…と思っていたら、この話、日本版の若きウェルテルの悩みと称されていたらしく。
なるほど、確かに。
あまり面白くはないですがw 文学史的には、読んどくといいかもと思います。 -
蔦屋家電で気になって昨年か一昨年購入した本。表紙に負けじと文章も美しい。胸が詰まるような気分に終始襲われた。私自身も一度人を好きになるととことん視界が狭くなってしまうため、分かるような部分もありやっぱり分からない部分もあり。周囲の目とかは関係なしに自分自身の気持ちに従い追い続ける人生は、ある人には滑稽にも見えるかもしれないけど、私はとても良い人生だと思う。そこまで夢中になれるものや人に出会える人の方がきっと少ない。文章を一つ一つ読む感じで内容が頭に入ってきていない部分も正直あるけど、読んで良かった。
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「毅然として、しかも慎み深いものがある。その技巧の簡潔と含蓄がそのことを支えきっている」アルベール・カミュ
1発の花火の重さ
花火の中にいる星
火薬玉を星と呼ぶ
星は表面から核へと燃え移る
炎色反応
たくさんの金属を抱えて天に上がる
核から爆発する花火
バラバラになるスペクトル
中河与一の作品






とっても楽しい時間でした(*^^*)
でも眠れないなんてどうしましょう〰️
私は思いの丈を全部nejidonさんに...
とっても楽しい時間でした(*^^*)
でも眠れないなんてどうしましょう〰️
私は思いの丈を全部nejidonさんに
ぶつけちゃったので、今夜は楽しい夢が
見られそうです 笑
いつの間にか、すごい展開になってますね(笑)でも、それだけ楽しんでいただけたなら、自分...
いつの間にか、すごい展開になってますね(笑)でも、それだけ楽しんでいただけたなら、自分のコメントも浮かばれるなあ、と思っています。
痴人の愛は自分も高校時代に読んだことがあります。当時は「正直よく分からないよね」みたいなレビューを書いた記憶がありますが、今はだいぶ感覚が変わってきていて、いずれ再読したいなあ、と思っていました。いい機会なので、次に実家に戻ったら持って帰って再読してみようと思います。
それにしても、地球っこさんとnejidonさん。お二人の大人な女性からこんなふうに褒められると、うれしいやらありがたいやら恥ずかしいやらで、なんだかわけの分からない感情になってしまいますね……
最初のコメントを考えているときも、お二人のやりとりを読んでいる時も、非情に楽しかったです。確かに読書会の雰囲気ってこんな感じなのかもしれませんね。楽しい時間をありがとうございました。
昨日は騒々しくコメントしてしまい、失礼しました。
一晩寝たら落ち着きました 笑
ありがとうございまし...
昨日は騒々しくコメントしてしまい、失礼しました。
一晩寝たら落ち着きました 笑
ありがとうございました(*^^*)