風の又三郎 (新潮文庫)

  • 新潮社 (1961年7月25日発売)
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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784101092010

感想・レビュー・書評

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  • かわいらしく、やさしく、哀しい世界観。なんだか泣きたくなるも、後味は何故か悪くない。
    賢治の人柄がにじみ出ているようだ。

  • 090509(m 090525)

  • 注文の多い料理店、どんぐりと山猫、オッペルと象、祭の晩、風の又三郎、貝の火、など11編。
    実をいうと「風の又三郎」より「オッペルと象」の方が好き。

  • 思い出してごらん。
    セロの音も、どんぐりの囁きも、山猫の鳴き声も、風の走る音も、あの頃の風も野原も、見たことのない金色や銀色、藍色の景色ですら、広がるよ、聞こえるよ。

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著者プロフィール

1896年(明治29年)岩手県生まれの詩人、童話作家。花巻農学校の教師をするかたわら、1924年(大正13年)詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い料理店』を出版するが、生前は理解されることがなかった。また、生涯を通して熱心な仏教の信者でもあった。他に『オツベルと象』『グスグープドリの伝記』『風の又三郎』『銀河鉄道の夜』『セロ弾きのゴーシュ』など、たくさんの童話を書いた。

「2021年 『版画絵本 宮沢賢治 全6巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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