新編 風の又三郎 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 1247
レビュー : 89
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101092041

感想・レビュー・書評

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  • 文章自体は確かに子供でも読める文学。でも、子供にこれを考察させるのってかなり難儀なんじゃっないかなぁって。考えればいくらでも裏読みできるし。やっぱり大人になってからもう一度は読んでおいたほうがいいなぁと感じました。

  • 飛行機で読んだ本。グスコーブドリの伝記が一番好きだった。お手軽に童話の世界に入れる。

  • 16の短編集。語感、リズム感が独特のものを感じるが、著者があれ程崇拝されている程にはまだまだ理解が浅いように思われる。2018.4.26

  • 宮沢賢治の童話や寓話を集めたもの。先に新編「銀河鉄道の夜」を読んでいたが、その本よりもウィットに富んだ寓話が多い印象。勿論、表題作を含めそうでない話もある。

    宮沢賢治はあまり得意でなかった❨読みにくかった❫が、リズムになれてきたせいかこれはそこまで読んでいて辛くなかった。銀河鉄道の夜は銀河の幻想的な描写も想像しつつ鳥取りに対する突然湧き出る情も理解しなければならなかったし、ベジタリアン大会は長いしずっと同じような応酬をしているだけだしでとにかく読んでいるだけで疲れる話が多かったが、今回の話はさっと読める感じがした。特に風の又三郎は子供たちの日常と非現実的な要素の組み合わせの塩梅が良く、読んでいて楽しかった。

  • 賢治さんの作品は
    教科書と猫ちゃんが出てくる以外の
    話がなかなか頭に入ってこなくて
    文字を追ってるだけで読めてない。
    を繰り返し、ようやく読めました。
    でも、もっと「読む」には
    教科書のように書き込まねば
    ずっと、読めてないんじゃないかなっていう
    気持ちのままな気もします。

    例えばブドリのように
    煙突からでる煙はどのようになるか、を
    きちんと説明できるような
    そういう知識をしっかりある上で読んだら、
    賢治さんの作品は
    また更にすごい世界に見えるのだろうなあ。

    小さい頃解説は飛ばすものだったけれど、
    解説を読むことで
    お話がするりと入ってきてくれることも
    あって、(もちろん自分だけの解釈も大事に
    することも大切だけれども)
    今はとても好きです。

    このテーマでまとめたよ。
    とわかるのも良いな。
    脳がそうなる。

    生活の中で、自然に身についたもの、
    勉強して学んで理解したものは
    一生の宝物だなあ
    (もっと学べばよかった…
    (学生のときもきっと大人になったら
    もっと学べばよかったと私は思うだろうなと
    思ってたけれどやっぱり思っている))…と
    読むたびに思い続けるのだろうな。

  • 2016.7.1(金)¥150(-2割引き)+税。
    2017.1.15(日)。

  • 2度読んだ。/「高田三郎」くんが、父のモリブデン鉱石の仕事都合で、転校して来た。/再度2度目を読む時、★ <嘉助>が、宮沢賢治と決めつけて読んだ。理由は、高田くんに、★「風の又三郎だ」と最初に呼んだ人であり、しつこく何度も「風神の又三郎だ!」と呼び名を定着させようとしたからである!/★唯一、嘉助の前で、高田くんは、ガラスのマントに光る靴を着用し、風に乗り空を飛んだが、私には、高田くんは、都会から来た、優しく利口で「やあ耕助くん失敬したねえ」「悪戯してすまなかったよ」と、★<又三郎>の、紳士な言動に、「デキメン」の色気を感じたナ!

  • 2016/11/17 読了

  • どれもかわいらしくて大好き。と思ってのめりこむ気持ちをおいてけぼりにして、物語はばっさり切れて終わる。途方に暮れてどっちに歩いたらいいかわからなくなる。

    まるで夢から覚めたばかりで、現実にチューニングを合わせられないような。

  • もっと、「風の又三郎!」と断定したような話だと思ったら、意外と「風の?」「又三郎?」って感じで、物足りなさが残った。
    ちょっとしたことでも「大げさ」に受け取ってしまう「子ども」の目線だからかも知れないけど。

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著者プロフィール

宮沢賢治(みやざわ けんじ)
1896年岩手県花巻市に生まれる。中学生の頃から短歌制作を開始し、盛岡高等農林学校卒業後、童話を書き始める。1921年に稗貫学校(のち花巻農林学校)の教師となり、詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い料理店』を刊行。26年農学校を退職して、みずから農民となり、33年に37歳で病死。主な作品に、童話「風の又三郎」「銀河鉄道の夜」、詩「永訣の朝」「雨ニモマケズ」などがある。

「2019年 『セロひきのゴーシュ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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