- 本 ・本 (315ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101097022
感想・レビュー・書評
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『静寂の通路』全世界的に少子化が加速度的に進行し、しかも原因不明で乳幼児死亡率が急上昇(気づくのが遅い)→なんと知能を捨てて適合する進化が進行しつつあるらしい/『人類裁判』嫌気性菌だけが人類の弁護をしてくれた…判決は太陽系外で生命に出合うことが亡くなる56億⑦千万年/『お召し』地球全体が十二歳までのヒトの貯魚地となる。一切説明はなく混乱が千年はあったが4千年がすぎた時点で安定、11歳12歳が「オトナ」として社会の運営に当たっているシンプル制度で、共通言語に一本化…/『せまりくる足音』老人が淘汰される文明…
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「お召し」を目当てに借りる。
巻頭短編「模型の時代」は、松本零士によるコミカライズを小学生のころ先に読んでいる。
「お召し」にせよ「模型〜」にせよ、奔放に脚色されたものである。 -
2011年8月14日読み始め 2011年8月15日読了
3冊まとめて小松左京本を読んでたけど、これが一番面白かった気がします。
表題作「アダムの裔」はかなり下ねたですけど、痛烈です。映像化不可能です…。「静寂の通路」は「沈黙の春」を元ネタにしてますが、「お召し」はちょっと「漂流教室」みたいでもあるし、「迫り来る足音」は「時計じかけのオレンジ」みたいでもあります。スラングとか。
すごく短いショートショートですが「新都市建設」が私は好きですね。懐古趣味に読ませてやりたいもんです。
小松左京の他の作品も読みたくなりました。 -
ショートショート「新都市建設」所収
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