悪魔のいる天国 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 2609
レビュー : 159
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101098067

感想・レビュー・書評

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  • 『ボッコちゃん』と重複作品が少しだけある。が、36編も載っていて、どれもこれも、面白い。タイトル通り、悪魔や神様や天国、地獄が出てくる話とか、「この世は天国かと思ったらやっぱり地獄だった」(逆もしかり)という話が多いような気がする。
    本当にショートの1,2pで終わる話もあり、シンプルなのに面白いことにびっくりしてしまう。

    考えさせられたのが「ピーターパンの島」「もたらされた文明」
    面白かったのが「帰路」「帰郷」「殺人者さま」。
    よくもこういろんな話をたくさん生み出せるものだ。

  • ちょっと読み返すつもりでも次に次にとページが進む。

  • 高校時代にこの本を手に取り、
    『殺人者様』を読んで星新一に夢中になりました。

    時代が過ぎても変わらない人類というものに、
    愚かさかつ愛しさを感じずにはいられません。

  • お地蔵さまのくれたクマが好きです。

  • 星新一で最も読み返してる一冊。特に狐の話が好き。

  • 初めて、星新一さんの本を読んだ。
    名前は知っていて、短編を書く方だ、というのも知っていて、長編を読む元気がない時に図書館で借りた。

    読後、この本がものすごく古いことを知ってびっくり。
    なんとなく、新しく感じる本だったので。
    今まで、短編の本をほとんど読んだことがない私にとって、すごく新鮮な本だった。
    宇宙や未来をテーマにした短編を集めた本で、すごくかわいらしいなかに、毒、と言ったら言いすぎだが、ピリッとするスパイスが効いていて、読んでいて病みつきになった。
    どの話も好きだが、一番のお気に入りは「情熱」。
    どう書き表したらいいか分からないが、引き込まれる話ばかりだった。

  • 天国には悪魔がいるそんな
    悪魔がいなければ人は死なないため
    天国にいくこともないという奇妙な話

  • 星新一のショートショートは非常に面白いが

  • 私の宝物。
    キャベツの刺青には気をつけな!

  • この悪魔のいる天国は、主人公が窮地に立たされるが、最後にはその立場が逆転してしまう話が主となっている短編小説だ。つまり悪魔のいる天国とは、天国にいる天使のような人が、実は悪魔の心をもっている人だということだと思う。特におもしろかったのは、博士の坊やが誘拐されてしまうのだが実はその坊やは博士が作ったもので爆発するようになっているロボットだったという話だ。しかし、終りのほうでは坊やがロボットとも言わず、博士が誘拐犯を減らしていきたいという気持ちも入っていないが、読んでいる人にわかりやすくだが考えさせるようにしている。このほかにもおもしろい話があるので、読んでほしいと思う。

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著者プロフィール

星 新一(ほし しんいち)
1926年9月6日 - 1997年12月30日
東京生まれの小説家、SF作家。作品の多さ、質の高さから「ショートショートの神様」と呼ばれており、多くの教科書で収録もされてきた。森鴎外は母方の大伯父にあたる。
主な著作に『ボッコちゃん』、『盗賊会社』、『宇宙のあいさつ』、『気まぐれロボット』などがある。伝記としては最相葉月 『星新一 一〇〇一話をつくった人』が優れている。

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