午後の恐竜 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101098111

感想・レビュー・書評

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  • 一つ一つは短い話なのに、スケールの大きさ・ユーモアに富んだ話に感嘆しつつ読みました。

  • 星新一にはまっていた中学か高校の頃に読んだ。

    福島原発の第一報を聞いたとき、真っ先に思い浮かんだのが、この話だった。

  • 表題作が特にいいので評価4。
    基本的に星新一さんのショートショートはその世界まるごと好きです。

  • 実は、読み終わったのがいつだったか覚えてない。
    だけど、タイトルにもなっている「午後の恐竜」には、切ない感動を覚えた。すごく奇妙な感情といえばいいのか、素直に寂しいといえばいいのか、よくわからない感じ。
    けど、印象に強く残った、いい作品だった。
    ぜひもう一度読み直したいと思う。

  • つい最近、ちょっとブームがあったみたいですね^^
    私と星新一作品との出会いは中(小?)学校の教科書…
    タイトルは確か「おみやげ」。独特の後味の悪さが残る作品で、
    数年後気になって一気に購入し、星新一ワールドにはまりました。
    数ありすぎる素晴らしい作品の中でも、私はこの表題作がかなり上位に入ってます。
    読後の「やられた」感が癖になります!
    もし未読の方いらっしゃいましたら超オススメです星新一!

  • 現代に突如恐竜が現れた。それも地球上、全ての場所で。どうやら恐竜たちはパノラマ映像のようで、触れようとするとすけるらしい。いったい何故?

    星新一さんの作品の中で、私のいち押しです。
    気分転換に脳髄揺さぶられたかったら、これ読みましょう。
    何度読んでもスケールの大きさに鳥肌が立ちます。

    (宮崎大学 学部生)

  • 読了日は不明。でも、小学6年の頃だと思う。小学生だったので、話が見えて来ず、ちょっと飽きそうになったのを覚えている。ただ、最後まで読んで感心。そして、なんだか寂しくなった。

  • なんといっても表題作がすばらしい。
    アイディアもすごいが、終わり方もきれい、著者の文体だからこそだせる味わい。「戦う人」もおススメ。

  • 「午後の恐竜」「狂的体質」が好き。

  • 「午後の恐竜」の最後は怖いというより切なかった。
    「華やかな三つの願い」が好き。
    してやられる悪魔の内心やいかにw
    (10.05.18)

    深草図書館
    (10.05.09)

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著者プロフィール

1926 - 1997。SF作家。生涯にわたり膨大な量の質の高い掌編小説を書き続けたことから「ショートショートの神様」とも称された。日本SFの草創期から執筆活動を行っており、日本SF作家クラブの初代会長を務めた。1968年に『妄想銀行』で日本推理作家協会賞を受賞。また、1998年には日本SF大賞特別賞を受賞している。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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