妄想銀行 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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レビュー : 129
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101098142

感想・レビュー・書評

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  • 先日、星新一作品がドラマ化されていたので久しぶりに。壇蜜さんも好きらしい。

    「古風な愛」が好きですね。

  • やはり今でも十分通用する、40年以上も後の社会をわかってらっしゃったのではないかと思う話の数々。
    なんとなく結末こうなるんじゃないかな、と思っても、それが大抵裏切られるのが星新一。

    以下気に入った話を挙げつつ。これ以外も好きなのあるけど。ネタばれしないようにしてるけどネタばれするものもあるかも。

    保証→たぶんそうだろうな、と思う結末だけど、その理由に納得。さすが!

    住宅問題→これ今の時代にぴったり!アレクサってこれを実現するんじゃない?

    半人前→なるほど、そういう半人前ね。でもそのおかげで助かってもいるってのがいいなあ。

    変な客→ここに出てくる紳士と同じくらい読んでるこちらもびっくりした。単なる3段落ちじゃないのがいい。

    陰謀団ミダス→これも今の時代同じことがされているじゃなかろうか。誰も損しない、傷つかないのなら良いのかもしれないが、知らずに踊らされている一般人にとってはどうなんだろう。

    鍵→勝手に作ったものでもいいのか、てツッコミをしたくなるけど、結末は好き。幸せだったんだなあ。

    繁栄への原理→これ政治家に読ませて感想を聞いてみたい。何が幸せなんだろうか。

    味ラジオ→太らない、衛生的、食事を作らなくていいてのは最高だけど、誰かに支配されるのは怖いか。

    遭難→なるほどこれは必要だ。でも危険なものだったらこわい!

    黄金の惑星→人間の欲深さの愚かなこと。

    人間的→これこそまさにAI

    小さな世界→これ売れるんじゃなかろうか、この社会にそんな余裕もないか。

    とんでもないやつ→ほんまとんでもない。お金そのものに価値はないはずなのに私達は何を求めているのか…。

    妄想銀行→設定は好きだが、以外に結末がありきたりな感じであんまり好きじゃない。いろんなとこにいろんな需要と供給があるものだ。

  • この古さでこの現代性は驚異。具体性の肉を付け過ぎないフレームワークのような文章がこちらの「古さレーダー」を素通りしてしまう。そしてまた、情報効率を追求したファストフードのようなスタイルも、頭の回転ばかり加速する現代の短気な客層を狙いうちしたかのようだ。

  • 星新一のショートショート集。
    NHKの放送していたショートショートのアニメで星新一を初めて知ったが、著作を読むのは初めて。

    短編・長編の普通の小説では一つのテーマに沿って物語が進んでいくが、ショートショートでは物語は骨格のみで、アイデア、発想が羅列されていく感じ。
    そのどれもが、魅力的。
    あるものは皮肉に富み、あるものはその発想力のすごさに驚かされる。
    ユーモア、ジョーク、SFも含まれる。

    ちょっとした時間で読めるし、自分の発想力を奮起させるのに最適。

  • 古風な愛という作品が好き。

  • 目次の題名を読むだけでも楽しい。

  • 中学生以来の星新一。
    SSとはどれほどのものかわからなかったけど、あまりの短さに驚いた。
    そしてその短さで、その濃さと面白さ。
    天才だなぁと思う。
    星さんの他の作品も買ってきたのでそのうち全部読めればなと思う。

  • 一つ一つがすごく短いのでとても読みやすい。内容はシュールというか、ブラックなのが多めかな。でも、今から30年以上前に書かれたと思うとびっくりする。星新一さんって頭よかったんだなって。

  • オイラの星新一ショートショートランキング第1位の「鍵」が入ってるだけで、この本は読む価値がある。
    他の作品も面白いが、なんといっても「鍵」!これに尽きる。

  • とても面白かったことは覚えている。中には数度読み返したことのある物語もある。
    それなのに、全く思い出せない。全くだ。
    手に取り、最初の一行を読むとぶわりと蘇る。

    狐につままれたような気分で、再び星氏の世界に入っていく。なんと贅沢な。

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著者プロフィール

星 新一(ほし しんいち)
1926年9月6日 - 1997年12月30日
東京生まれの小説家、SF作家。作品の多さ、質の高さから「ショートショートの神様」と呼ばれており、多くの教科書で収録もされてきた。森鴎外は母方の大伯父にあたる。
主な著作に『ボッコちゃん』、『盗賊会社』、『宇宙のあいさつ』、『気まぐれロボット』などがある。伝記としては最相葉月 『星新一 一〇〇一話をつくった人』が優れている。

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