ブランコのむこうで (新潮文庫)

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著者 : 星新一
  • 新潮社 (1978年5月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101098159

ブランコのむこうで (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • この手の文体は好みではないんだけれども、読み進めるとまあ面白い面白い。
    SF?ファンタジー?そういうジャンルに手を出さなかったので新鮮でした。
    短く文庫本として薄い。だけど、短いからこそ、というものがあるのかな、と。

    夢のしくみがなんとも面白かったです。
    そして、ありえないような世界なのに、簡単にその世界をイメージできて、
    自分自身も冒険しているようでした。

  • 原題「だれも知らない国で」
    SSの鬼才星新一が贈る夢のような物語。
    和やかで優しい気持ちで読んでもらいたい。
    著者の長編での才能も見せ付けてくれる。

  • 星新一が好きだけど、星新一のショートショートのファンとしては、これまで意識的に避けてきたのが本書。
    実際に読んでみると、ショートショートの技法がうまいこと応用されていて、秀作だという印象。
    これ、「ハイペリオン」みたいに、長大な物語に変身させれるんじゃないかなと思ったりする。

  • ショートショートではなく、一冊の長いストーリーです。
    不思議な夢の世界を歩き回る様は、読んでいて何とも言えない感覚になります。
    ゲームのLSDやゆめにっきを連想しました。

  • 夢の世界の「僕」と入れ替わってしまい、いろんな人の夢を旅する話。かわいい文体でするする読める。ネットで読んだことのあるパラレルワールド体験を思い出した。もっとも、そのネット投稿に「星新一のショートショートみたい」ってコメントがついてて読んでみようと思った部分もあるのだけど。

  • 「ぼく」から語られるので、文章が柔らかく優しい。
    でもちゃんとその中には深い意味があって、大人でも楽しめる。

  • とある体験をきっかけに、人の夢に入り込んでしまった少年。
    抜け出せる方法はみつからず、夢から夢へ移動を繰り返す。
    様々な人間の深層心理を夢の登場人物として体験し、人生の大切な部分を学ぶ。

    現実世界と願望のギャップ。
    夢は精神衛生上の調整を行うという説に、一致する。
    少し教訓じみた感は否めないのは、それは少年の成長譚だからでもある。

    作品は、9人あるいは、10人のエピソードを詰め込めたオムニバスとも取れる。
    要所要所に、SF色の描写も散りばめられている。
    たとえば、アカシックレコードといえる場面。
    共通意識で学習する場面で、模範を示そうとする少年の行動は興味深い。

    索引や目次がないので、当初はチャプターが幾つまであるか分からない。
    ここも、先入観を与えないという作者の意図が感じられる。
    そして迎える、最終チャプター。
    夢の中の出来事は、果たして夢なのか現実なのか。
    この読後に与える余韻が、星新一の魅力のひとつであろう。

  • 星新一さんの作品はたくさん読みましたが長編は初めて読みました。これを教えてくださった京都の本屋さんに感謝。とても上品なファンタジーです。益々好きになりました。

  • 星新一さんの本は初めて読みました。
    大人が読むファンタジーと聞いてましたがまさに!って感じだった。

    星さんの書く本をまた読んでみたいと思いました。

  • 星新一さんの描くファンタジー。夢の中って願望が出るんだよなぁ。

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