ブランコのむこうで (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 332
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101098159

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと後半ダレる

  • 最後に出版された年を見てあまりにも昔の小説だったので驚きました。
    なんとなく不思議で童話的な感じのする小説。
    書き方がちょっと好きな感じではなかったので読みにくかったな…。
    昔の本だからかもしれません。

  • そういえば文庫本ビギナーの頃、星さんの作品は片っ端から読んでいた。ほのぼのと懐かしい感じ♪
    2009.11.06

  • 表紙のかわいさにつられて購入。
    中身は夢を行き来する少年の話。
    少年のしゃべり方が素直ないい子っぽくてかわいいし、メルヘンちっく。
    読書が苦手な人でも、楽しめるかも。

  • もらいものの本でした。読み終わったって言ってくれてんけどね。
    最初はファンタジーだな〜と思って読んでいたんやけど、途中から実は奥がかなり深いんじゃないかと思い始めて一気に読みました。
    「僕」が自分にそっくりな人間を追い掛けているうちに、(寝てる間に見る)夢の世界に迷いこんじゃうって話。
    いろんな人の夢に入って行って、その人の現実と夢の両方の描写があるのが面白かったんだけど、一番印象に残ったのは現実では寝たきりの男の子が夢の中では王様になってる場面。夢の世界は狭くて無限ループになっているところも、人間の心を写し出していて面白いと思いました。
    だって人間の心も右端にいると思ってたら、いつのまにか左端にいたりして…。

  • 星新一のショートショートにハマってた時期があって久しぶりに読んでみた…でもあまりピンとこなくて読むのに時間かかってしまった〜

  • H28.10.13 読了。

    全くどんな話か知らずに読んだ。
    星新一さんの作品=ショートショートだと勝手に思っていたからか、中編作品ということにガッカリした。
    N氏出てこないのかよ!

    夢の中を旅する少年の話。
    以上。

    って感じ。

    一応各夢毎にちょこっと話が解決したり、救いはあるような、ないような。
    かと言って、その夢を通して「ぼく」の心が成長していく、って訳でもなく。

    結局夢の旅して、なんやかんやあって、なんだかよくわからないけど、元に戻りました。
    って話なんだよなぁ。

    正直、読み進めるのが苦痛で、
    昨日レビューした、百田さんの「幸福な生活」の方が読み始めたの後なのに、
    読み終えたのはこっちのが遅かった。

  • ある日学校の帰り道に、「もうひとりのぼく」に出会った。
    鏡のむこうから抜け出てきたようなぼくにそっくりの顔。
    信じてもらえるかな。
    ぼくは目に見えない糸で引っぱられるように男の子のあとをつけていった。
    その子は長いこと歩いたあげく知らない家に入っていったんだ。
    そこでぼくも続いて中に入ろうとしたら……。
    少年の愉快で、不思議で、すばらしい冒険を描く長編ファンタジー。

  • 「声の網」が嫌な感じだったのでもう1冊読んでみたら今度はショートショートじゃなかった。そしてやっぱりすっきりしなかった。無念。

  • 私がアホなのか、
    あわなかったのか…
    なかなかに難しかった
    気がする

著者プロフィール

1926 - 1997。SF作家。生涯にわたり膨大な量の質の高い掌編小説を書き続けたことから「ショートショートの神様」とも称された。日本SFの草創期から執筆活動を行っており、日本SF作家クラブの初代会長を務めた。1968年に『妄想銀行』で日本推理作家協会賞を受賞。また、1998年には日本SF大賞特別賞を受賞している。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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