おせっかいな神々 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101098180

感想・レビュー・書評

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  • 『ようこそ地球さん』に心奪われて、早速『おせっかいな神々』を手に。星新一のショートショート三原則(セックスネタ、時事ネタ、残酷ネタを扱わない)が深みにハマってしまい、またもや一気読み。ちょっとズルいこと考えたり、楽な道を選ぶと必ず神様がみてて、ちょっかい出してくる。宇宙ネタの『ようこそ〜』に対してこちらは全般ネタ。いつも裏切らないショートショート。

  • 懐かしいです。

    中学生の頃、読んだんじゃなかったかな。
    確かこれが、私の「初星新一」でした。

    私はこの中の「隊員たち」という話に出てくるペットの名前「キッピちゃん」がインパクト強すぎてどうしても忘れられず、ゲームのプレイヤー名にしたり、子供たちを意味なくその名前で読んだりと使わせてもらっていました。

    他にもマスコットの話とか、サービスとか、「あー、読んだな~これ」と思い出す作品いっぱいでした。

  • こんなにショートショートが詰まってこんな破格なお値段で買えるだなんて。
    あまり長い時間本読むのが苦手、そういう人にとっても星先生の本は優しいですね。

    「出来心」、「古代の秘法」、「死の舞台」、「税金ぎらい」、「夜の事件」、「効果」あたりが特に好きです。

    何回も読み返して何回も騙されたい。そんなお話が詰まってました。

  • 『現代の美談』『『奇妙な旅行』『古代の秘法』『保護色』『箱』『四日間の出来事』『午後の出来事』がお気に入り。

    『箱』何かと人生を共に歩むことで、人生はゆっくり進んで、色付いたものになり、最期のときも満ち足りた気分に浸れるのかもしれないと感じた。

  • 星新一さんの世界がつまっています。

  • 似てる話も多いがそれでも面白い。

  • 初星新一。
    面白かった。

    似たようなアイデアの話が出てくるのが 惜しい。

  •  ブラックなユーモラスが面白さかな

  • 初星新一がこれです。遅ればせながら嬉し恥ずかし初体験。

  • 読んでいて飽きない。中でも「サービス」が印象に残った作品でした。

著者プロフィール

1926 - 1997。SF作家。生涯にわたり膨大な量の質の高い掌編小説を書き続けたことから「ショートショートの神様」とも称された。日本SFの草創期から執筆活動を行っており、日本SF作家クラブの初代会長を務めた。1968年に『妄想銀行』で日本推理作家協会賞を受賞。また、1998年には日本SF大賞特別賞を受賞している。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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