きまぐれ暦 (新潮文庫)

  • 新潮社 (1979年9月1日発売)
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感想 : 14
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  • 本 ・本
  • / ISBN・EAN: 9784101098197

感想・レビュー・書評

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  • エッセイと知らずに買ってしまった。
    最後まで読めたし、つまらなくはなかった。

  • 長かったー!
    いや、普通の文庫本なんだけど読むのにめっちゃかかった笑
    久しぶりに星新一の本読みたいなって思って読み始めたら、エッセイでした。
    星新一って人がどんな人かよくわかった。

  • 出版されてからかなりの年月が経っているが、その着眼点の目新しさには驚いた。星先生(エヌ氏になぞらえホ氏としよう)はそれが作風だとおっしゃっている。時事を追わず、いつの時代も廃れない。時代ごとに解釈は変わると。

    今回、ホ氏のエッセイに初めて触れた。ショートショートしか読んだことのなかった私にとって新鮮な体験だった。奇想天外な考えをとりあえず言ってみるが、かならず逆接で弁解をいれる。いやいや、世間ではこうなんだよね、分かっているよと。ホ氏の人柄がにじみ出ているように感じた。日常でふと思ったことを書き留めたようなものもある。だが、妙に同調してしまう。

    SF作家集団のウィットな会話。自分はこのテンポについていけるだろうか、ムリだな〜なんて空想で集いに参加してみた。一度お会いしてみたかったな〜。

  • 相変わらず理屈屋のおもしろさ。

    原発を東京で一発ボカンとやって、大地震を起こして安心しようとか。発想力。

    星新一さんのお母さんのお母さんは森鴎外の妹…?(あやふや)ということがわかり、改めてすごい家系だなー

    前に読んだエッセイのが好きだったかなー。

  • 中学時代大好きだった星先生。エッセイはほとんど読んでなかったので改めて読んでみると…何ですかこのちょっとひねくれた可愛いおじさま。「SFと寓話」「オランダの話」「男」が面白かったです!

  • 読了

  • (メモ:中等部2年のときに読了。)

  • 初めて読んだ星新一作品は、エッセー。NHKのショートショートを見て、なかなか才能のある人だと思ったが、本書を読んで確信した。今更褒めても仕方のない話だが、もっと早く出会いたかった作家の一人となった。SF作家集団の仲の良さが微笑ましい。人間森鴎外を知る上でも、大変参考になる。

  • 星新一さんのショートショート。ほんまどれも面白い!いつもどこから、こんなユニークな発想がでるのか不思議です。

  • 2007年6月17日読了<br><br>

    星さんのエッセー初めて読みました。<br>
    小松左京さんが出てきて、え、知り合いだったんだ!え!え!と興奮しました。

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著者プロフィール

1926 - 1997。SF作家。生涯にわたり膨大な量の質の高い掌編小説を書き続けたことから「ショートショートの神様」とも称された。日本SFの草創期から執筆活動を行っており、日本SF作家クラブの初代会長を務めた。1968年に『妄想銀行』で日本推理作家協会賞を受賞。また、1998年には日本SF大賞特別賞を受賞している。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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