ひとにぎりの未来 (新潮文庫)

  • 新潮社 (1980年5月27日発売)
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本 ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784101098210

感想・レビュー・書評

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  • このところ隙間時間に読んでました。
    星新一先生は本当に凄い。未来がまるで見えているかのようなストーリーに本当ドキドキする。見れば発行は昭和55年ですってよ。ブラックユーモア溢れる作品たちは永久ですね。

    • fufufuyokoさん
      久しぶりに星新一読んでみたくなりました。中学生の時ハマったなぁ
      久しぶりに星新一読んでみたくなりました。中学生の時ハマったなぁ
      2024/07/09
    • にゃごさんさん
      fufufuyokoさん
      コメントありがとうございます♪
      懐かしい感じのやり取りがとてもノスタルジックな気持ちにさせてくれます。イイですよ。
      fufufuyokoさん
      コメントありがとうございます♪
      懐かしい感じのやり取りがとてもノスタルジックな気持ちにさせてくれます。イイですよ。
      2024/07/10
  • 40からなる短編集。一番良かったのは「進歩」。
    内容は、自身のスキルをアップさせるためには、自分に知識を身につける。対象は当然自分。ただ未来は、自分の代わりに働いてくれるロボットをスキルをアップさせることになっている。そのロボットがどうすれば良くなるのか?という観点で自分が勉強する。「ロボットの創造力をアップする方法」なんてのが、ヒット作となっている未来。

  • 忘れた頃にふと手にしてしまう星新一のSFショートショート集。
    あいも変わらず登場人物はN氏がメイン、そして現在のライフスタイルを予言するかの様な鉄板ぶりの内容にホッとしてしまう。
    出版されたのは1968年。約50年前といえば
    音楽の世界ではザ・ビートルズが一世を風靡していたが、同じように忘れた頃にふと聴きたくなってしまう。そして何度も聴いたはずなのに常に新しい発見がある。この感覚は星新一のショートショートも同じであり、常に新しい発見があるのが不思議でならない。

  • 久々に読みたくなり、オススメを読んでみました。
    読み応えあり、堪能しました。
    印象的な作品が多い中、「涙の雨」はタイムリーすぎて(笑)。某号泣議員が頭から離れませんでしたσ(^-^;) 星さん、先見の明にもホドがあります!
    星作品は、SFというより「星新一」という一つのジャンルだと思います。
    貪るように読んだ中学生の頃を思い出します。

    【覚書】他に好きなのは…大黒様お疲れ様「にこやかな男」/これまでのお料理を食べてみたい!「異変」/ポケットから円盤…そんな流行が!「はじまり」/寝たまま移動、イイね!「遠距離通勤時代」/マイスペースナシと洞窟、どちらを選ぶかと問われればそりゃ…「爆発」/命懸けだけど生きてる実感?強盗の日はやっぱりイヤ!「感謝の日々」

  • NHKで放送された星新一のショートショートでとても印象深かった「はじまり」が収録されていたので読んでみた。
    原作も素晴らしい。表現が的を射ている。

  • 非常識が常識となる、ひとにぎりの未来。

  • コビト
    古びた旅館で
    怪盗X

    にこやかな男
    お待ち下さい
    拳銃の感触
    異変
    愛の作用
    成熟
    はじまり
    遠距離通勤時代
    爆発
    うちの子に限って
    極秘の室
    第一部第一課長
    代償
    新しい装置
    かくれ家
    感謝の日々
    妙な幽霊
    流行の病気
    進歩
    依頼主
    番号をどうぞ
    気の毒な症状
    ある建物
    犯罪の舞台
    破滅の時
    幸運の副産物
    なわばり
    くさび
    お祈り
    世界の終幕
    帰郷の手続き
    はい
    自信にみちた生活
    平和の神
    涙の雨
    フィナーレ

  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
    https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA6465108X

  • タイトル「はい」って。

  • ひとにぎりの未来 星新一
    Xを見ても誹謗中傷だらけ。陰謀論まで出る始末。頭が震えるので情報遮断。暫くは情弱になってやる。そこで読み始めた。SF短編集、1969に初版が出たらしい。星先生の先見の目が垣間見える。落語のネタとして終わりそうな簡単なものから今の世相を表した予言したもの、例えば”流行の病気”=コロナを彷彿とさせるものなど面白い。しかし先生は60年近くの未来を想像し、紙に書き残した。ひょっとして先生は60年後にタイムスリップして、そこで見聞きしたことを書いたのではとさせ思わせる物語である。

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著者プロフィール

1926 - 1997。SF作家。生涯にわたり膨大な量の質の高い掌編小説を書き続けたことから「ショートショートの神様」とも称された。日本SFの草創期から執筆活動を行っており、日本SF作家クラブの初代会長を務めた。1968年に『妄想銀行』で日本推理作家協会賞を受賞。また、1998年には日本SF大賞特別賞を受賞している。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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