- 本 ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101098319
感想・レビュー・書評
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新潮文庫の100冊に毎年星新一の作品を一冊選定してきている。まだほとんど持っているので、定期的に再読する機会になります。
で、なぜか、これは講談社文庫で残っていたので、内容は同じだと思うのですが、確認するほどでもないかなと読みます。
驚いたことに、同じ時代から所持している文庫なのに講談社文庫の本体の紙の劣化が、他の文庫より少ない様に思います。まだ、白い。
いつものショートショートですが、宇宙とか未来はなくて、その時の日常の中の異質の小説集の様に思いました。
最近知ったことですが、1001作書いた後、新作は書かれなかったのですが、ご自身の作品の古くなった表現に修正を加え続けていたとのこと。ですから、今、新装版の物とは多少違うところがあるのかもしれません。SFというジャンルのご自分の作品の寿命をのばしたかったそうです。
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息子に読み聞かせしていた星新一氏の今年のプレミアムカバーが無事に読み終わり。
今年のショートショートはミステリ色が強めのものが多くて楽しかった。星新一は寝る前のお供にちょうどいいんだよなぁ。 -
久しぶりに一冊読み切りました。
星新一さんの本は集めたいなと子供の頃から思っています。
今回は表紙が特別版だったので購入しました。
夏休みとか冬休みシーズンはいつもと違う表紙になって出てくることが多くて購買意欲が高まります。 -
星新一・ショートショート作品集。意外なオチ、どんでん返しの短い物語が31篇収録されている。どれも面白く、楽しめる作品だった。『人質』『あこがれの朝』『副作用』『運命のまばたき』『女性アレルギー』『謎めいた女』『記念写真』『個性のない男』が面白かった。特に好きなのは『あこがれの朝』
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星新一ワールド全開で面白かった!
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軽快で皮肉ぽく洒落がきいている。
星新一さん、モテただろうな。 -
不思議な世界観と古さを感じない文体で
読みやすかったです!
最後どうなるか考えながら
読む感じがミステリーぽくて良かった( ´˘` ) -
あとがき読んで、星新一の作品が古くならない理由を知る。
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友達に勧められて読んで見たけどめちゃくちゃ面白かった。一つ一つのストーリーが斬新で興味深かった。
著者プロフィール
星新一の作品






なるほど、ご本人にはSFというジャンルの作品の寿命をのばしたいとの思いがおありだったのですね。
実は星新一さんの...
なるほど、ご本人にはSFというジャンルの作品の寿命をのばしたいとの思いがおありだったのですね。
実は星新一さんの作品は苦手なのですが、
おびのりさんのレビューを拝見して、作家さんの抱いておられる想いに触れた気がして、ホント、なるほどねーと感慨深く思いました。
少し前にNHKで星新一ショートショートを実写版でドラマ化していて、テレビをつけたら偶然やっていた場合ですが、何話か見ました。
どのくらい原作に手を加えられていたのかも分かりませんが、少しゾッとしたり、少し虚しく悲しい思いに駆られたり、古さを感じさせないものではありました。
自分的にはうっすら茶色が入っていた方が目が疲れずに長時間いけそうな...
自分的にはうっすら茶色が入っていた方が目が疲れずに長時間いけそうな気がしますねー。
紙の厚さでいえば、ポプラ文庫の「かがみの孤城」はかなり厚くて手触りが硬くてびっくりでした。
「エヌ氏の遊園地」
たびたび星新一作品に登場するエヌ氏ですが、なぜエヌなのか、エーでもビーでもなくN氏でもない。なぜそうなったのかどこかで読んだ気がするんですが、いつものごとく、キレイさっぱり忘れました(笑)
またしても、珍しくばたついておりまして。
紙質問題は、重要なんであります。
他も老化しているけど、...
またしても、珍しくばたついておりまして。
紙質問題は、重要なんであります。
他も老化しているけど、目が辛い。なのに紙本しか落ち着いて読めない。
と、それはともかく、星新一さんの作品をそんなに真剣に読まないでください。楽しみましょう。
今となっては、正直それほど面白くはないです。
それでも、子供の頃、こんな小説があるんだと、
わくわくさせてくれたのは、事実です。
うちの下の娘は、学校の読書タイムに本を選ぶのが面倒で、小4の時、私が持っていた星新一の文庫を順番に読んでいて、担任が星新一ファンだったので、めちゃくちゃご贔屓していただきました。
嫌がっていたけど。