どこかの事件 (新潮文庫)

  • 新潮社 (1986年10月28日発売)
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感想 : 55
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本 ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784101098388

感想・レビュー・書評

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  • どこか暗い印象を持った話が多い。特に「となりの住人」は、星新一ショートショートの中でも異質な作品であるように思う。

  • 話に出てくるような能力があった方がいいのかない方がいいのだろうか?

  • ふわふわ飛んでる気分になりました

  • なんだか、すごく時間がかかって読了。
    ショートショートの鬼才が描く21篇。

    好きなのは、ある男が、会社の情報を漏えいするために、必死に働き、実は雇い主が社長だったという話。

    どれもちょっとホントにありそうで、ちょっと背中がざわめく感じ。
    他のも読んでみようかな。

  • 星新一好きなら普通楽しく面白く時に深いお話しでした

  • 突然起こりそうで普通は起こらない不思議な事件ばかりのショートショート集。

    「消えた大金」や表題作の「どこかの事件」がお気に入りです。

  • 評価は5に近い4ということにしていますが、タイトルにある「どこかの事件」というお話を例にしても、まず「寝言の混信」という設定が斬新(というかふつう思いつかない)。決して多くない描写で、どうすればこんなに新しくも引き込まれるストーリーが展開できるのか俺には到底理解できませんが、百聞は一見に如かずです。

  • 星新一らしいショートショート。他の作品と比べてスッキリしないものが多かった気がする。教訓めいていないというか皮肉が効いていないというか。それでも短編集は読みやすいし、すぐに読み終わった。星新一初心者に勧めるなら別の作品にすると思う。星新一を好きな人なら読むかなという本。

  • 図書館で借りて。
    似たような話のような、そして現代でもあるある、というシチュエーション。
    そこからの落とし所はシュールでくすり、と。
    いいですよね。

  • 今頃星新一?

     記憶がないのか新鮮に読めたのはうれしい。ショートショートの作品群は。とても懐かしい。

     第二の星新一は出てきていないのは、今読んでもいつ読んでも新鮮だからなんだろうな。

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著者プロフィール

1926 - 1997。SF作家。生涯にわたり膨大な量の質の高い掌編小説を書き続けたことから「ショートショートの神様」とも称された。日本SFの草創期から執筆活動を行っており、日本SF作家クラブの初代会長を務めた。1968年に『妄想銀行』で日本推理作家協会賞を受賞。また、1998年には日本SF大賞特別賞を受賞している。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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