- 本 ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101098470
感想・レビュー・書評
-
空間に<字>がバラバラと浮かんでいる。
壷 緑
川
雪 鳥
光
海 竹 鏡
星さんは
カメカメ波を打つように(イメージ)
波動を集めて、<字>を狙う。
哀れな字達は、
たちまち粉々。
細分化された粒子達は
記憶のなかのテーマに沿って
再び集結しようと動き出すのだが、
結局元には戻れず。
星さんは
(しめしめ)とばかりに
すでに<字>ではなく
<物語>と化してしまった彼らの
ぼやきに耳を傾ける。
<字>を破壊しているのか?
と、誤解していたが
どうやら逆に
星さんは彼らに命を吹き込んでいた様だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
誰かの解説を読んだあとで再読したい。
-
僕は正直どの作品も好きではなかった。ほんとに表題通りつねならぬ話
-
ショートショート。これまでも幾冊か読んだが、何が言いたいのかわからないのもときどきある。今回は頻繁にあった。「壺」が良かった。2018.5.3
-
不思議な感じで最後まで読みました。
-
ほかの本のようにショートショート的なおもしろさ(どんでん返しとか)はないけれど、あとがきにあるように、これは何ものかが星新一に乗り移って彼の体を通じて書かせたものなのだからしょうがない。いまいち何が言いたかったのかわからない話がまじっていたとしてもしょうがない。それでもおもしろいんだからしょうがない。
-
星新一さんの本の中で一番難しかったように思います。ショートショートもまたまたその中でもショートなお話ばかりです。宇宙人や空飛ぶ円盤が出てくるのは時代なのでしょう。
でも、まちのいたるところに監視カメラが設置され、見張られているような気のする現在の様子を見事に言い当てていると思います。 -
読了日 2015/2/19
星新一制覇の旅。
こりゃ全然オチわからんシリーズ。
夢20夜が好みかな。 -
・レンタルにて。
・20夜シリーズが好き。
著者プロフィール
星新一の作品





