- 本 ・本
- / ISBN・EAN: 9784101102146
感想・レビュー・書評
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南洋歴史冒険もの。
途中からちょっと失速してしまった感じ。
飛ばし読みして終えてしまった。残念。
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「景山民夫」の『遥かなる虎跡』を読みました。
「景山民夫」作品は昨年の4月に再読した『遠い海から来たCOO』以来ですね。
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ボルネオの森林保護区で働く「西緑郎」は、病院で死を前にした老人から封筒を託される。
「西」は手紙と3カラットのダイヤが入ったそれを老人の従妹「アイリーン」に届けるが、2人は何者かの襲撃をうける。
手紙は“マレーの虎”「山下奉文」の幻の財宝のありかを教えるものだったのだ。
「アイリーン」の愛車ダッジ・チャレンジャーを駆って、マレー半島を舞台にすさまじいカー・チェイスが始まった。
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「山下奉文」の幻の財宝を巡る冒険小説。
「景山民夫」の冒険小説は、20年くらい前に「虎口からの脱出」を読んだことがあり、ムッチャ面白かった印象があったので期待していたのですが、、、
本作も期待通りの作品でしたね。
ホント、純粋に面白かった。愉しめた。
カーチェイスのシーンを読んでいると「ダッジ・チャレンジャー」とか「フォード・ムスタング」とか、70年代のアメリカのスポーツカーを運転したくなりますね。
当時のアメ車は、なかなか魅力的です。
「西」、「アイリーン」、「ダニー」の個性的な三人の主人公が、とても魅力的に描かれているところも良かったですねぇ。
≪ちょっとネタバレ!≫
特に「ダニー」は、最後まで味方なのか敵なのか、素性がわからないところがイイですね。
まさかCIAの一員とはねぇ。
財宝の隠し場所も、、、
まさか、他の財産が隠されている場所の、さらに下に隠しているなんて、なかなかです。
こんな楽しい冒険小説、、、
最近、なかなかみつけられないなぁ。 -
面白い。
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〜2000
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虎口からの脱出の姉妹編、最初の主人公の孫が活躍しますが、ちょっと巻き込まれ型なのが弱い点かな。
その分、星がひとつ少なくなりました。 -
山下財宝を目指し、緑溢れるマレーシアでカー・チェイスが始まった。爽快なスピード感、大陸的なスケール感。『虎口からの脱出』の子孫の物語です。
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こんな面白い話。続編もほしかったなぁ。
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