華麗なる一族(上) (新潮文庫)

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レビュー : 268
  • Amazon.co.jp ・本 (672ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101104126

感想・レビュー・書評

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  • 楽しい。知識として知ることもあるし、昼ドラみたいなドロっとした人間模様も含まれている。先が知りたい、と次の巻も楽しみ。

  • 計算高く閨閥を広げていく万俵一族。そうやって、華麗なる一族はより力を蓄えていくが、どんなにきらびやかに見えても、そのなかにいる個々人は幸せそうには思えない 。
    幸せとは、家族のあり方とは、といろいろ考えて、少し重い気持ちになった。

  • 白い巨塔が面白かったのでこちらも読んでみた。
    主人公の万俵大介は表と裏が全然違うし、愛人を自分の家に同居させるし理解を超えた人だけど何故か嫌いにはなれない魅力がある。
    世間には名門として映る万俵家にも綻びがあり、今後万俵家がどうなっていくのかとても楽しみ。

  • "華麗なる一族"
    ネーミングが秀逸すぎる。
    本当に華麗すぎるんですもの。
    「住む世界が違う」とはよく言ったもので、政財界の人々などはわたしたちの目に触れないところで違う空気を吸って生活してるんだなあと感じた。
    閨閥結婚、言葉すら知らなかったその世界に蔓延る渡世術は、「閨閥エリートの再生産」と作中にもあったように非常に「効率の良い」策略であることに違いはない。
    子どもを駒としか思ってない親の勝手でしかないけど、実際にこういう世界はあるんやろうなあ。なんか血が通ってるとは思えない。。
    妻妾同居どころか妻妾同衾というとち狂ってる環境も目が点になるわ。
    「小が大を食う」合併は実現するのか。鉄平さんの高炉計画は恙無く進むのか。続きを取る手が早る。

  • なんというひどい、どろどろとした世界なのだろう。自分も酷い扱いを受けているがこれほどではない。コンツェルンの繁栄のために政略結婚をさせられるのは昔の武家社会と同じだ。しかし現実にもあるのだろう。独裁者とそれによって虐げられて非人間的な扱いを受けている人の悲哀さがよく伝わってくる。人間の心の襞までよく分かる話だ。相子の脅しの酷さは常軌を逸している。偽善を偽善と思わない世界は政治家にもあるのではないか?この無残で可哀そうな目に遭っている人を助ける

  • まさしく華麗なる一族。
    ただ、華麗さは見た目。
    見た目の華麗さを保ち続ける事、その中で人間らしく生きていく事、そんなのが面白かった。
    華麗じゃなくていい、そんな思いで読み終わる。

  • 人物描写に舌鼓。

  • こんな世界があるのか。。。

    あるのか?? 空想なのか??

    と妄想・想像しながら読みました。

    産まれた瞬間から将来が決まっている環境で育つ不自由さ、だけど、財力・社会的地位・人脈などは圧倒的に確立されている家族。

    貧乏だけど自由。はたまた、金持ちだけど不自由。

    一体、私達にとって「幸せ」とはなんなのか?考えさせられる作品。お金に縛られない生き方が1番の理想だよなー。と再度自分が置かれている環境に感謝の意が芽生えた

  • 2019年4月28日読了

    レビューは下巻読了後に。
    鉄平と大介の確執が広がっていくと思われる。

  • 1

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著者プロフィール

山崎 豊子(やまざき とよこ)
1924年1月2日 - 2013年9月29日
大阪府生まれの小説家。本名、杉本豊子(すぎもと とよこ)。 旧制女専を卒業後、毎日新聞社入社、学芸部で井上靖の薫陶を受けた。入社後に小説も書き、『暖簾』を刊行し作家デビュー。映画・ドラマ化され、大人気に。そして『花のれん』で第39回直木賞受賞し、新聞社を退職し専業作家となる。代表作に『白い巨塔』『華麗なる一族』『沈まぬ太陽』など。多くの作品が映画化・ドラマ化されており、2019年5月にも『白い巨塔』が岡田准一主演で連続TVドラマ化が決まった。

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