華麗なる一族(上) (新潮文庫)

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  • 新潮社
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本棚登録 : 2786
レビュー : 269
  • Amazon.co.jp ・本 (672ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101104126

感想・レビュー・書評

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  • 毎度のことだが、山崎豊子の凄まじいリサーチ力に、只々驚嘆するばかり。ストーリーに関しては、面白い、面白いのだが、不毛地帯を読んだ時のような引き込まれる感覚は乏しかったように感じる。まだ上巻なので、作品としての評価を下すには早いが、万俵家に立ち込める暗雲の気配がとても面白そうな雲行きなので、下巻に期待。

  • ドラマ放送時も原作を読んでからと思い、長年読んでみたいと思っていた作品でした。
    大企業が中小企業を飲み込む描写に山崎さんの反骨精神を感じ、同時に万俵家のホームドラマとしても楽しめました。
    父・大介と長男の鉄平との確執を読むうち、悲しいですが良い人ほど損をするものなのかもしれないと痛感させられます。
    没落華族出身の母・寧子が万俵家で受ける仕打ちも悲しいし、大介の妾である相子も、キャリアウーマンと言えば聞こえはいいですが
    結局万俵家の子供達を政略結婚させることでしか出世の道を見出せない女性に思え、時代が女性を認めてくれないことも悲しかったです。
    どの登場人物の人生も悲しくて切なかったのですが、中巻以降はもっと辛くなるみたいですね…(´・_・`)

    確かな筆致でとても読みやすく、わかりにくいところは例えが書いてあったりと
    山崎さんの力量はひしひしと感じられました。

    ただ、読みたい新作が多すぎるので
    あとは2007年版のドラマを借りようと思います。

  • 昔からある本、いつか読もうと手に取るも、あまり自分の中では盛り上がらず。財閥の一族の当主、銀行の頭取が、息子達が、事業と人としての暮らしと、なんかスッキリしない。

  • 生々しくドロドロしている。
    白い巨塔よりもリアルな生々しさ。

  • 山崎作品の高まりが低い

  • レビューは下巻で。

  • 万俵というめでたくも金満そうな苗字をよく見つけてきたなと思いました。
    この中に幸せな人はいるの?

  • おもしろいけど、長かった、、、。
    政略結婚でどんどん一族を大きくしていく。

    ただ、結局は三雲さんがいう、
    孟子の教えにつきるのではないかと。

    「天下ヲ得ルニハ 一不義ヲ成サズ 一無辜ヲ殺サズ」

  • 面白い事は面白いけど、『沈まぬ太陽』が凄く自分にはあっていて、その直後の山崎豊子作品なだけに、やや物足りなさがあった印象。これから始まっていく激しい物語の序章でずっと終わってしまった感の上巻であった。中巻以降にさらに期待。

  • 2013/10/30

著者プロフィール

山崎 豊子(やまざき とよこ)
1924年1月2日 - 2013年9月29日
大阪府生まれの小説家。本名、杉本豊子(すぎもと とよこ)。 旧制女専を卒業後、毎日新聞社入社、学芸部で井上靖の薫陶を受けた。入社後に小説も書き、『暖簾』を刊行し作家デビュー。映画・ドラマ化され、大人気に。そして『花のれん』で第39回直木賞受賞し、新聞社を退職し専業作家となる。代表作に『白い巨塔』『華麗なる一族』『沈まぬ太陽』など。多くの作品が映画化・ドラマ化されており、2019年5月にも『白い巨塔』が岡田准一主演で連続TVドラマ化が決まった。

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