華麗なる一族(中) (新潮文庫)

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レビュー : 127
  • Amazon.co.jp ・本 (640ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101104133

感想・レビュー・書評

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  • 中巻もすごくおもしろくてサクサクと次が気になって読み進めてあっという間に読んでしまった。
    ただ、中巻は相子の度が過ぎていて、読んでいるこっちも腹が立ってきた(笑)
    ああいう女マジ見ていてムカつくけど、はっきり言えない寧子も腹立つし、相子をかばう万俵頭取も腹が立つ(笑)
    こんな家庭で育ったら銀平のようにニヒルにもなるわ(笑)
    まぁあと中巻は本当に鉄平がいたたまれなくていたたまれなくて、それでもガッツのように抗ってるのを見ると、三雲頭取じゃないけど、読んでいるおれまで鉄平を応援したくなってきた(笑)
    下巻は本当に相子消えねぇかな~っていうのと、鉄平の高炉が完成してマジ成功しねぇかな~っていうのを期待して読もうと思う(笑)

  • まさしく華麗なる一族。
    ただ、華麗さは見た目。
    見た目の華麗さを保ち続ける事、その中で人間らしく生きていく事、そんなのが面白かった。
    華麗じゃなくていい、そんな思いで読み終わる。

  • 最後ページが残り少ないのに、鉄平に課せられる試練がえぐすぎる。最後にこの追い込みか!と思った。
    相子さんの宰相ぶりが際立っていた。策略家め、こんな人は嫌いだ。
    零子の影が薄い。何もできないまま終わるのだろうか?次巻が楽しみ。

  • 自分の銀行のためなら、長男の会社でさえ見放す冷徹な銀行家、万俵大介の態度は、そら恐ろしい。
    仕事に対する暑い想いを通そうとする長男の鉄平を心のなかで応援しつつ、ハラハラしながら読み終えた。

  • 2018年2月10日、読み始め。
    2018年2月25日、読了。

  • 阪神銀行のオーナー頭取にして万俵財閥の総帥である万俵大介を中心とした万俵家をめぐる物語。長男が実質的に経営する特殊鋼会社を犠牲にしての「小が大を食う」銀行合併、妻妾同衾の乱れた私生活、次々と不幸を招く閨閥結婚など、「華麗なる一族」の裏のドロドロとしつつも深い人間ドラマが描かれている。
    全3巻とボリュームは結構あるが、一人一人の登場人物のキャラクターが立っていて、その濃い人間模様の描写に惹き込まれた。正直、「華麗なる一族」に生まれなくてよかったと感じた。

  • ますます溝が深まる大介さんと鉄平さん。
    どうしても鉄平さんに肩入れしてしまう。
    次で最終巻だけどなんだかこのままだとお互いにとってハッピーエンドにはならなそうだなぁ。

  •  ワンマンオーナー銀行、大蔵省、日本銀行。大蔵省と不即不離の政治家。一方、銀行子会社たるメーカー、これを支配コントロール下に置く通商産業省。特ダネ欲しさに情報操作の片棒を担ぐマスコミ(新聞)。あるいはこれらから超然とした検察・警察。企業小説の醍醐味を存分に見せつけながら、大介と鉄平、銀平夫婦、そして、万俵一家をかき回す相子の存在と、古風な家族小説の臭味も存分に。これは凡百の作家では描けない、著者ならではかな。◆また、人間の善性は企業人の成功を意味しないという、著者の意地悪な視線も其処彼処に。実に面白いなぁ。
    こういうのを読むと、一方の記号的描写が横溢する作品の底の浅さを感じてしまうのは止むを得ないかな。勿論、好き嫌いはあるんだろうが…。

  • 感想は下巻にまとめました。

  • 2巻目に突入し、事態が動き、俄然、面白くなってきた。特にこの中巻の最後のほうの動きと事件。このままいくと、阪神特殊鋼はあぶない。
    複雑な感情が世の中を動かすか?と思うと釈然としない気分。

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著者プロフィール

山崎 豊子(やまざき とよこ)
1924年1月2日 - 2013年9月29日
大阪府生まれの小説家。本名、杉本豊子(すぎもと とよこ)。 旧制女専を卒業後、毎日新聞社入社、学芸部で井上靖の薫陶を受けた。入社後に小説も書き、『暖簾』を刊行し作家デビュー。映画・ドラマ化され、大人気に。そして『花のれん』で第39回直木賞受賞し、新聞社を退職し専業作家となる。代表作に『白い巨塔』『華麗なる一族』『沈まぬ太陽』など。多くの作品が映画化・ドラマ化されており、2019年5月にも『白い巨塔』が岡田准一主演で連続TVドラマ化が決まった。

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