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- Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101104140
感想・レビュー・書評
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かくも度し難く描かれた人物像から、いかなるメッセージを享受すればよいのだろうか。けれん味もなく、一途に生きる者の信念を成就させないのは著者の型だが、この結末には馴染めない。そもそも、一族の設定において、あまりに理解を越えた人間模様なのだ。
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there's always a bigger fishと言ったのは確かQui-Gon Jinnだったかなー。
全体的に色々なことが古いのは仕方ないし、家父長制度が産む歪みは面白いのだが、結局弱い者は負けっ放し。仔獅子は親を正すことは出来ず、良い人は損ばかり。さらに大きな魚に喰われる家長の驚愕、子孫から総スカンを食う愛人のヒステリーが見たかったのに。