沈まぬ太陽〈4〉会長室篇(上) (新潮文庫)

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  • 新潮社
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レビュー : 222
  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101104294

感想・レビュー・書評

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  • 上下巻600ページの小説でしたが、読了。
    主人公の歯がゆさが常に感じられる作品。
    生きることの難しさを感じながら読みました。
    最後もまた、予想外のことが起こり、
    前を向いて生きること大切さ、しみじみ感じます。

  • 4巻目にしてようやく本題に入ったという感じ。
    新社長派と旧国航体制派との対決。

  • "正義感だけでは、世を正すことがとてつもなく困難な様が描かれている。不条理がまかり通る世界で過ごさざるを得ない状態に身を置くことを考えてみた。賢い人は、その組織を去るのだろう。残るにしても気持ちを曲げてまで組織に残らざるを得ない人は病んでいくほかない。清く動けばつぶされる。
    今2012年にこの小説を読みながら、過去にありえたことなのか疑いたくなるほどの世界がここにある。"

  • 国見会長と恩地の会社の立て直しは前途多難。あれだけの悲劇を起こしながら、想像を絶するほどの私服を肥やす魑魅魍魎たち。どう対抗していくのか。

  • 腐りきった会社の体質。

    御巣鷹山の悲劇。
    あの惨劇が再び起きなかったことが奇跡のようだ。

  • 国見会長を迎え、”普通の企業”へスタートを切るも、前途は多難。

  • ますますイラつく4作目。ほんとうに酷い会社・・・ 最後ももやもやが残るんだろうなあ、実際のあの会社の話だし。ああ、やだやだ。

  • これが本当に実話なのだろうか、国民航空の悪役達の悪辣ぶりが生々しい。業務上横領をはじめ、愛人との営みの描写など、遺族が読んだらいたたまれないだろう。
    会社を食い物にする人物たちのヒドい行いがこれでもかと言うほど描かれており、最終巻で回収できるのかが不安になるほど。
    終盤の遺族たちの切なる叫びが胸を打ちます。

  • レビューは最終巻で。

  • 総理直々のお願いで国民航空のトップに立った国見会長の国民航空の立て直しのストーリー。この人すごいできる人間で理想主義者なのに、どれだけくだらない人間が国民航空に多くて足を引っ張りまくることか。マジ腹立つ。既得権益への固執、馴れ合い、ごますりとか本当にだっせーとか思うけど、そういう人間って多いよね実際。正直そんなことしても成り立っちゃうくらいこの頃って経済成長もしてるし、企業に余裕があるんだろうね。みんな頭よくて能力あるのに視野が外に向けられてなくて、内向きだから、どうでもいいことばかりに頭使ってて本当にあほくさい。あと時代が時代だからしょうがないけど、共産党嫌われ過ぎ(笑)
    もう本当にムカつきながら読んでるわ~。
    次ラストだけど、あと一巻で国民航空が立て直せるとは思えないな(笑)どんなラストになることやら。。。

著者プロフィール

山崎 豊子(やまざき とよこ)
1924年1月2日 - 2013年9月29日
大阪府生まれの小説家。本名、杉本豊子(すぎもと とよこ)。 旧制女専を卒業後、毎日新聞社入社、学芸部で井上靖の薫陶を受けた。入社後に小説も書き、『暖簾』を刊行し作家デビュー。映画・ドラマ化され、大人気に。そして『花のれん』で第39回直木賞受賞し、新聞社を退職し専業作家となる。代表作に『白い巨塔』『華麗なる一族』『沈まぬ太陽』など。多くの作品が映画化・ドラマ化されており、2019年5月にも『白い巨塔』が岡田准一主演で連続TVドラマ化が決まった。

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