- Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101104393
感想・レビュー・書評
-
ハッピーエンドで終わらないところがよかった。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ギラギラと仕事に打ち込む男とそれに翻弄され欲にまみれて行く女。
欲にまみれたギラギラした世界観がたまりません。 -
こんな面白いの読んだことない。身近なひとみんなに読んでもらっていろいろ話したい。銀四郎を前にしたら、私ならどの生き方をたどるのか、2人の女を同じ理由で死なせた白石教授の佇まいとはとか、何より私が産まれる20年前にあふれていたこの豊かな会話力と野心の力強さは、今わたしが触れる社会ではなかなか目にしないものだとか。
-
そうなのか?これはひょっとしてそうなのか?と思ってたら、
やっぱりそういう結末。
わかっているのにとまらない。 -
式子は、銀四郎の強引なまでの求愛を受け入れる。だが銀四郎は、なぜか三人の弟子たちとも次々に関係を結ぼうとする。そうしたなか、式子は学院の理事に招請した銀四郎の恩師の静謐なたたずまいに心を奪われるのだが・・・。銀四郎の辣腕で、服飾デザイナーの頂点に昇りつめる式子。愛人の死亡記事をも広告料に換算する銀四郎。不照りのたどる愛と打算の相克をリアルに追った野心作。