- Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101109084
感想・レビュー・書評
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思ったのと違った
疲れる
この男マジ最低だから詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分の欲望のために、悪いことをどんどん進めていく戸谷。
最初は気の弱い男に見えたが、だんだんと大胆になっていく。
しかし戸谷はどうしてこんなにモテるのだろう。
悪党戸谷、下巻でどうなるか。 -
米倉涼子主演で最近ドラマ化された原作。
出てくる小道具類には時代の古さを感じるのは否めませんが、その中の人間ドラマには全く古さを感じません。それぞれの心理を巧みに書き分ける所は、流石だと思いました。
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推理小説をよく読む人には、途中から先が見えてきて、あんまり面白くないかな。
推理小説初心者向けかな。 -
私絶対好きそうだから読んでみ!って友人から勧められて読んでみました。
好きですこういうのw
ていうか松本清張ってこんな読みやすかったの?
上は戸谷の悪態ップリが延年続くだけですが、これがこのあとどう変わっていくのか・・・? -
ドラマで台無しになった感もありますが、原作は面白いです。しかしこんなアホな医者いるのかいな〜?
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ドラマ化されるというのでその前に読みました。上巻は惹きつけられて病まない内容。ページをめくる手が止まりませんでした。
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医師戸谷信一と彼を取り巻く数多くの女性たちとのやり取りを描く。
ふとしたことから戸谷は人殺しを図るのだが、それを隠すため・・・ -
2007.02.18
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まったく、とんでもないあほボンの登場です。
大病院を父親から受け継いでおきながら、まったく医者としての仕事をせず、
骨董品蒐集にうつつをぬかして経営困難に陥らせる。
薬代の支払いさえままならないのに、まったく意に介さず
不倫中の金持ちおばさん達からお金をせびっては食いつないでいる大バカ野郎だ。
「なんだこいつーーー」
怒りが頂点に達したときあたりから、
ぼつぼつと周りの女達や友達からいやがらせを受けはじめる。
自分がはめられてるなんて気がついてないんだから、ほんとにおめでたい。
彼に対する「あきれ度数」が大きければ大きいほど
後半、仕打ちを受ける彼の姿がおもしろくなってくる。
もちろん周りの友達や女達は「わるいやつら」でしょうが、
平気で殺人を犯しておいて
「自分が悪いことをしたとは思っていなかった。
ただ、たいへんな損をしたという思いだけだった。」
最後の最後まで、そんな感想しか出てこない男には
同情の余地はまったくない。
ただ今テレビ朝日系列でドラマ放映中ですね。
米倉涼子の「松本清張・悪女シリーズ」も
「黒皮の手帳」「けものみち」に続き第三弾になりました。
はっきり言って、テレビの方は見てないです。
ちょっとストーリー変えてるみたいですね。
昭和41年発行の小説なので、長距離電話をすると繋がるのに時間がかかったり
青森ー上野間は電車に14時間も乗ってなきゃいけなかったりと
松本清張の小説は古き良き時代のスローペースを感じたりして
懐かしい気分にひたれます。
女の名前はトヨとかチセだもんね。(カタカナだし。)
さすがに米倉涼子がトヨはありえないから「豊美」になっていた。