わるいやつら 下 (新潮文庫 ま 1-9)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 489
レビュー : 59
  • Amazon.co.jp ・本 (528ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101109091

感想・レビュー・書評

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  • 上巻までは優男とダメ女達の情念物語、って感じだったが
    まさかの裏切り者・藤島チセを追っての東北旅行あたりから先を読むのがもどかしくなった。

    徐々に戸谷が追い込まれて行くスピード感が楽しめる。

    多摩の死体の確認の大雑把さや、交換手を介しての電話で互いに居場所が分かってしまうところなんかに時代を感じるけれど、人間の内面に潜む悪の姿が現代においてもまるで色あせないところがさすがの松本清張。

    最後の最後、一番のわるいやつらが判明したところではやられたー!って感じ。
    この二人は一体どのあたりからグルになって手を組み始めたのだろう。

  • わるいやつ「ら」、、
    男と女、金と欲にまみれ。。
    結局、一番悪いのはやつらwww
    昭和30年代にこんな完成され、ワクワクする作品、とても素晴らしい!

    「長編ベスト5」残りの3作品が楽しみだ♪
    1.砂の器
    2.点と線
    3.わるいやつら
    4.ゼロの焦点
    5.黒革の手帖

  • 次々に戸谷が人を殺していくのは、なんとなく同じ作者の「夜光の階段」にダブる感じ。単純というか、考えているようで準備が浅はかというか、自分勝手というか、主人公に共感できないので、上巻はちょっと辛かった。。松本清張お得意の、暗い過去が犯罪の動機になっている訳でもないし。巻末の解説には、誰もが持つ欲求を戸谷が果たしてくれている、というくだりがあったけど、ちょっとうなずけない。
    ただ、最後に刑事と取調べで戦っているところは、なかなか面白い。ちょっとした、どんでん返しもあるし。ただ、そこに至るまでが、やっぱり長かった。

  • わるいやつらが本当に悪くて、憤りながら読み進める。
    次から次へと悪行が生まれて、読み手を休ませない。

    ただ、「点と線」でも感じたと同様に、詰めが甘い。結局軽率な行動により足が付くって終わり方は、ちょっと残念。ここまで引っ張ってきたんだから、憎たらしい位にわるいやつを続けて欲しかったな〜…


  • 上巻で作られた悪道のベースを、下巻で一気に駆け抜けていく感じ。あっという間に事態は戸谷を取り残していく。

  • 戸谷の視点で上下巻ずっと書かれていたから、最後の警察に問い詰められるシーンは、読んでるこっちまでハラハラ。

    このハラハラは初めてかも。

  • 悪い主人公の上をいく悪いやつらの話かと思っていたが、主人公が間抜け過ぎて。

  • *2016.11.29 読了
    -
    わるいやつら!はいつから共謀していたのか気になる。
    こちらのアナザーストーリーを読みたいくらい。
    -
    因果応報、次から次へと真相が解明されていく。
    主人公の焦りがかわいそうなくらい伝わってくるけど、同情の余地はない。
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    わるいやつら。
    この響きがなんともおもしろいというか、厚みがあるのかないのか。印象に残った。
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  • 2015.12.2
    途中から面白くなり一気に読んだ。戸谷の傍若無人っぷり、傲慢さ、人をばかにしまくってるところが痛快。そして、勧善懲悪で、最後には罰をくらうのも痛快。
    最後の寺島トヨの復活には、ちと無理があるかな。
    簡潔な文章で面白かったです。

  • ちょっと、設定に無理あり?

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著者プロフィール

●1909年、福岡県に生まれる。印刷工、新聞社社員を経て42歳で作家の道へ。「或る『小倉日記』伝」で芥川賞受賞。『点と線』『眼の壁』『砂の器』『ガラスの城』『黒革の手帖』など推理小説の第一人者として多くの作品を発表する一方、『日本の黒い霧』『昭和史発掘』などノンフィクション分野でも活躍。日本ジャーナリスト会議賞、吉川英治文学賞、菊池寛賞、朝日賞など受賞多数。1992年死去

「2017年 『徳川家康 (新装版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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