わるいやつら 下 (新潮文庫 ま 1-9)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 460
レビュー : 57
  • Amazon.co.jp ・本 (527ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101109091

感想・レビュー・書評

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  • 上巻までは優男とダメ女達の情念物語、って感じだったが
    まさかの裏切り者・藤島チセを追っての東北旅行あたりから先を読むのがもどかしくなった。

    徐々に戸谷が追い込まれて行くスピード感が楽しめる。

    多摩の死体の確認の大雑把さや、交換手を介しての電話で互いに居場所が分かってしまうところなんかに時代を感じるけれど、人間の内面に潜む悪の姿が現代においてもまるで色あせないところがさすがの松本清張。

    最後の最後、一番のわるいやつらが判明したところではやられたー!って感じ。
    この二人は一体どのあたりからグルになって手を組み始めたのだろう。

  • わるいやつ「ら」、、
    男と女、金と欲にまみれ。。
    結局、一番悪いのはやつらwww
    昭和30年代にこんな完成され、ワクワクする作品、とても素晴らしい!

    「長編ベスト5」残りの3作品が楽しみだ♪
    1.砂の器
    2.点と線
    3.わるいやつら
    4.ゼロの焦点
    5.黒革の手帖

  • 上巻で作られた悪道のベースを、下巻で一気に駆け抜けていく感じ。あっという間に事態は戸谷を取り残していく。

  • 戸谷の視点で上下巻ずっと書かれていたから、最後の警察に問い詰められるシーンは、読んでるこっちまでハラハラ。

    このハラハラは初めてかも。

  • 悪い主人公の上をいく悪いやつらの話かと思っていたが、主人公が間抜け過ぎて。

  • *2016.11.29 読了
    -
    わるいやつら!はいつから共謀していたのか気になる。
    こちらのアナザーストーリーを読みたいくらい。
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    因果応報、次から次へと真相が解明されていく。
    主人公の焦りがかわいそうなくらい伝わってくるけど、同情の余地はない。
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    わるいやつら。
    この響きがなんともおもしろいというか、厚みがあるのかないのか。印象に残った。
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  • 2015.12.2
    途中から面白くなり一気に読んだ。戸谷の傍若無人っぷり、傲慢さ、人をばかにしまくってるところが痛快。そして、勧善懲悪で、最後には罰をくらうのも痛快。
    最後の寺島トヨの復活には、ちと無理があるかな。
    簡潔な文章で面白かったです。

  • ちょっと、設定に無理あり?

  • 4月4日 後書にあった通り、社会悪などが松本清張さんの得意技だと思われるが、この本で書かれているのは、徹底した 私利私欲から生じる悪。
    戸谷信一が捕まったあとも、反省の色なく、ただただ自分の不運を嘆いているあたりも、読んでいてゾッとした。しかし、最後の1ページで大どんでん返し。本当の悪人は???女性の怖さ、読後感の悪さ。この本では、もちろん殺人が描かれているが推理小説ではないと思う。

  • 下巻はぐいぐい読めたなあ。
    絶対これ、あとで何か一波乱あるだろ、っていう所を主人公が見逃していてもどかしい。
    主人公も十分悪いやつなのだが、ついつい肩入れしてしまう。
    シンプルな文章が余計に面白くしていると思う。

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