点と線 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101109183

感想・レビュー・書評

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  • 元祖アリバイトリックのミステリー小説。
    飛行機と新幹線の時刻表を駆使したミステリーだけど、あまりにも時代背景が違い過ぎて、入り込めなかった。

    松本清張の代表作なら、断然「ゼロの焦点」の方が面白かった。

  • 若かったからか、感情に入り込まなかった

  • 自分はミステリーファンではないが、それでも展開が雑だと感じた。

  • 福岡市の香椎海岸で発見された男女の死体。汚職事件渦中の某省課長補佐と愛人の心中と誰もが思ったが…。
    2009.02.16

  • 有名ですよねこの本。松本清張の作品のなかでも代表作の部類なのでは。時刻表を使ったトリックの先駆け的作品だったようですね。でもどうやら、読むのが遅すぎたかなぁ。時刻表トリックも、手紙形式で謎解きが明かされるようなスタイルも、これが先駆だったのかもしれないけれど、今やあまり新鮮でないというか。緻密なトリックのようでいて、2つ向こうのホームにいる人間を目撃させるってのは、東京駅の混雑からすると、かなり運と偶然に頼らないと成功しないのではないかなー。当時はもっと人が少なかったのかな。でも こういった、ほんのすこしの悪意ある「作為」が警察の捜査の目を先入観で曇らせて、暴かれずにいる犯罪ってのも今もたくさんあるんだろうな。そして、女って怖いよねってとこも今も昔も真理ですね。倒錯愛の果てに、、、あ、犯人ばれちゃうからやめとこう。
    松本作品、お勧めをリサーチしてまた他のも読んでみようっと。

著者プロフィール

1909年、福岡県生まれ。92年没。印刷工を経て朝日新聞九州支社広告部に入社。52年、「或る『小倉日記』伝」で芥川賞を受賞。以降、社会派推理、昭和史、古代史など様々な分野で旺盛な作家活動を続ける。代表作に「砂の器」「昭和史発掘」など多数。

「2023年 『内海の輪 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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