ロックさんの感想
2009年9月15日
小説ではなくエッセイみたいな感じ。 古代だけの内容ではないのですが(むしろ少ない)目当ては桓武・早良の件に触れてる「怨霊のなぐさめ」がめあてなので古代くくりで。 早良だけでなく種継も邪魔だった黒い桓武説。うん私のなかではありうる。 となるとこの方は自分では全然手を汚さずにここまできたということになりますね。 なんか、それがかなり説得力あるんだなあ。
1909年、福岡県生まれ。92年没。印刷工を経て朝日新聞九州支社広告部に入社。52年、「或る『小倉日記』伝」で芥川賞を受賞。以降、社会派推理、昭和史、古代史など様々な分野で旺盛な作家活動を続ける。代表作に「砂の器」「昭和史発掘」など多数。 「2023年 『内海の輪 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」