松本清張傑作選 悪党たちの懺悔録: 浅田次郎オリジナルセレクション (新潮文庫 ま 1-65 松本清張傑作選)

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  • Amazon.co.jp ・本 (396ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101109718

感想・レビュー・書評

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  • しばらく前に読んでいて、2度目。
    殺人事件、ではないお話し。時代は変わっても人のやる事考えることには変化はないんだと思わされる。

  • 悪党たちの暗い結末を描いた短編7編。「カルネアデスの板」とういう言葉をただ使いたいが為に書いただけ、のようなものもあった。2014.9.6

  • 昭和の匂いがプンプンする傑作選。昭和三十年代生まれの私でも、リアルでは体験してない世相を描いている先品が多いが、なぜか懐かしさを感じさせる。
    ただ、本書では一番の傑作は歴史小説の「啾々吟」でしょう。

    悪党たちの作品をあつめたのてしょうが、本当の悪は「ある小官僚の抹殺」に出てくる篠田正彦くらいでしょうか。その意味では、題名に偽りありで、浅田さんが選者なら、もっといいものも選べたのでは?

    いずれにしても
    通勤電車で読むのには最適で、あとシリーズが五冊あるのでしばらくは楽しめるかな。

著者プロフィール

1909年、福岡県生まれ。92年没。印刷工を経て朝日新聞九州支社広告部に入社。52年、「或る『小倉日記』伝」で芥川賞を受賞。以降、社会派推理、昭和史、古代史など様々な分野で旺盛な作家活動を続ける。代表作に「砂の器」「昭和史発掘」など多数。

「2023年 『内海の輪 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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