軍艦長門の生涯 上 (新潮文庫 あ 3-7)

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  • Amazon.co.jp ・本 (433ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101110073

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  • 開戦まではほんとにほのぼのエピソード満載。トンカツ用に飼ってた子豚が海に落ちたのを助けたら情が移ってもう食べられないとか。

  • 戦艦長門。

    世界最大最強の戦艦として生まれ、長く連合艦隊の旗艦をつとめた「日本の誇り」。12隻あった戦艦のうち、たった1艦だけ生き残り、さいごは原爆の標的艦として太平洋に沈む。

    大正9年・広島生まれの阿川弘之が、奇しくも自分と「同年同郷」の長門の生涯を描く。

  • 4101110077  433p 1982・11・25 ?

  •  今も尚、静かに海の底に沈んでいる戦艦長門。
     彼の激動の人生(艦生?)を描いた小説。
     上中下あるが、どれも淡々と進む描写がリアリティある雰囲気。出てくる人が多すぎて途中でわけがわからなくなるけれど、確かに其処に生きていた人が居るわけで。それは凄いなと思います。

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著者プロフィール

阿川弘之
一九二〇年(大正九)広島市に生まれる。四二年(昭和一七)九月、東京帝国大学文学部国文科を繰り上げ卒業。兵科予備学生として海軍に入隊し、海軍大尉として中国の漢口にて終戦を迎えた。四六年復員。小説家、評論家。主な作品に『春の城』(読売文学賞)、『雲の墓標』、『山本五十六』(新潮社文学賞)、『米内光政』、『井上成美』(日本文学大賞)、『志賀直哉』(毎日出版文化賞、野間文芸賞)、『食味風々録』(読売文学賞)、『南蛮阿房列車』など。九五年(平成七)『高松宮日記』(全八巻)の編纂校訂に携わる。七八年、第三五回日本芸術院賞恩賜賞受賞。九三年、文化功労者に顕彰される。九九年、文化勲章受章。二〇〇七年、菊池寛賞受賞。日本芸術院会員。二〇一五年(平成二七)没。

「2023年 『海軍こぼれ話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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