酔生夢死か、起死回生か。 (新潮文庫)

  • 新潮社 (2006年8月29日発売)
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  • 本 ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101110189

感想・レビュー・書評

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  • 年寄りになると死ぬ死ぬサギまがいの会話になるんでしょうかね。確かに健康話が多くなってきた当方の周りからすると、それもむべなるかなと思います。
    しかし、この両人が友人というのも不思議だし、先に逝ってしまった方々の話も、何かこう愛に満ちていて、人生とは摩訶不思議也。

  • オプティミストとペシミストの対談。

  • 楽しい老人たちの繰り言にすぎないが、ついつい一気呵成に読んでしまう。内容などない。むしろ、絶対に内容や含蓄などいれてやるかという気概に満ちている。

  • 老人会談だが、面白い。
    北氏はやたらと自分がうつ病であることを喧伝しているが、果たしてそれがどこまで意味があるのやら。。
    まあ、暇つぶしにはよいが、作家同士の人間関係がわからない人には面白くないかも。

  • 阿川、北の対談。面白い。

  • わさびの効いた対談だという。

  • いやあ、面白いですねえ、コレ。
    帯と裏の説明を読んでコレは買いだ、と。
    面白かったです。どれくらい面白かったかと言うと通勤の帰りの電車で終始笑いが止まらなかったほど。前に座っている人が変な顔しておりましたよ。

    ドクトルまんぼうは学生時代にまんぼうシリーズを色々読んだんですけどねえ〜。昆虫記が面白かったな、うん。楡家の人々も読みました。前半は面白いんですけど後半がね… でも今度茂吉を読んでみようかなあ、と思いました。梅原先生には人麻呂の終焉の場所のことで大分批判(と言うか反論)されていたイメージしかなかったのですが今度歌も読んで見よう。うん。

    面白いですねえ〜。自分も80まで生きて、こういう友人がそばにいると良い。好きなことをして、好きなものを食べて。それで尚、こういうことを言い合える友人がいると良いな。長生きも悪くない。そう思えるくらいの

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著者プロフィール

阿川弘之
一九二〇年(大正九)広島市に生まれる。四二年(昭和一七)九月、東京帝国大学文学部国文科を繰り上げ卒業。兵科予備学生として海軍に入隊し、海軍大尉として中国の漢口にて終戦を迎えた。四六年復員。小説家、評論家。主な作品に『春の城』(読売文学賞)、『雲の墓標』、『山本五十六』(新潮社文学賞)、『米内光政』、『井上成美』(日本文学大賞)、『志賀直哉』(毎日出版文化賞、野間文芸賞)、『食味風々録』(読売文学賞)、『南蛮阿房列車』など。九五年(平成七)『高松宮日記』(全八巻)の編纂校訂に携わる。七八年、第三五回日本芸術院賞恩賜賞受賞。九三年、文化功労者に顕彰される。九九年、文化勲章受章。二〇〇七年、菊池寛賞受賞。日本芸術院会員。二〇一五年(平成二七)没。

「2023年 『海軍こぼれ話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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