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本 ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784101111353
感想・レビュー・書評
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副題「山口瞳読本」の名に恥じない追悼本。年譜や著書目録もありコンパクトながらの充実ぶり。
中でも治子夫人へのラブレターが秀逸。やはり、小説家の手紙、今回は渾身のラブレターなのでなおさら。昭和24年5月に結婚するまでの二人で見た映画や芝居の一覧もあり楽しめる。それにしても、鎌倉アカデミアという学校の教師陣の豪華さたるや。国語は高見順、フランス語が中村光夫、英文学が吉田健一、林達夫、吉野秀雄など多士済済。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
生きてきた証を、愛された証を、繋がる大切な思い出をこんなカタチで残せることに羨ましく思いました。今は私も、そんなふうに人と繋がっていきたいと憧れを持っています。
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のっけから治子夫人がだしてきたラブレターが美しい。「アキニナツタラ、モリモリベンキヨウシテ、ウントアソバウ。」もりもりという言葉が良いなあ。
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夫婦愛に打たれ中。
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