真夜中のマリア (新潮文庫 草 112B)

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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101112022

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  • (1972.03.05読了)(1971.12.18購入)
    *解説目録より*
    労のみ多くして功少ない処女相手をあえてするのが年長の男の義務。「ヴァージンにペニスを! 市民連合」の結成。阿鼻叫喚の女に比べ男はただ黙々とうごめく輪姦……。十七歳の青年カンとその仲間たちの奇想天外な性の体験と意識を奔放に描き、セックスについての古い通念を粉砕する著者快心の長編小説。

    ☆関連図書(既読)
    「卑怯者の思想」野坂昭如著、中央公論社、1969.12.18
    「アメリカひじき・火垂るの墓」野坂昭如著、新潮文庫、1972.01.30

  • 語りが軽やかなのでさらっと読めた。

  • ほもとかそういうの

  • 2007/12/15購入

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著者プロフィール

野坂昭如

一九三〇年(昭和五)神奈川県生まれ。親戚の養子となり神戸に育つ。四五年の空襲で養父を失い、のち、実家に引き取られる。旧制新潟高校から早稲田大学第一文学部仏文科に進むが、五七年中退。CMソング作詞家、放送作家などさまざまな職を経て、六三年「エロ事師たち」で作家デビュー。六八年「アメリカひじき」「火垂るの墓」で直木賞を、九七年『同心円』で吉川英治文学賞を、二〇〇二年『文壇』およびそれに至る文業で泉鏡花文学賞を受賞。そのほか『骨餓身峠死人葛』『戦争童話集』『一九四五・夏・神戸』など多くの著書がある。二〇一〇年(平成二十七)死去。

「2020年 『「終戦日記」を読む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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