受胎旅行 (新潮文庫)

  • 新潮社
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  • 本 ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101112046

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  • (1972.08.11読了)(1972.06.26購入)
    *解説目録より*
    型破りの文体と特異な美意識で人間の愚かさ、悲しさを描く〝現代性風俗誌〟。子供欲しさのノイローゼ妻の執拗な妊娠作戦に翻弄される男の滑稽さを描く表題作ほか「マッチ売りの少女」「スケコマシ同盟」「現代好色かたぎ」「猥談指南」「パパが、また呼ぶ」「子供は神の子」「浣腸とマリア」「たらちねの巣」「娼婦焼身」。

    ☆関連図書(既読)
    「卑怯者の思想」野坂昭如著、中央公論社、1969.12.18
    「エロ事師たち」野坂昭如著、新潮文庫、1970.04.15
    「真夜中のマリア」野坂昭如著、新潮文庫、1971.06.10
    「アメリカひじき・火垂るの墓」野坂昭如著、新潮文庫、1972.01.30

  • 2007/12/15購入

  • これを読むと黒沢明のどですかでんを思い出す。

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著者プロフィール

野坂昭如

一九三〇年(昭和五)神奈川県生まれ。親戚の養子となり神戸に育つ。四五年の空襲で養父を失い、のち、実家に引き取られる。旧制新潟高校から早稲田大学第一文学部仏文科に進むが、五七年中退。CMソング作詞家、放送作家などさまざまな職を経て、六三年「エロ事師たち」で作家デビュー。六八年「アメリカひじき」「火垂るの墓」で直木賞を、九七年『同心円』で吉川英治文学賞を、二〇〇二年『文壇』およびそれに至る文業で泉鏡花文学賞を受賞。そのほか『骨餓身峠死人葛』『戦争童話集』『一九四五・夏・神戸』など多くの著書がある。二〇一〇年(平成二十七)死去。

「2020年 『「終戦日記」を読む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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