恋人たち (新潮文庫 は 3-4)

著者 : 原田康子

• 新潮社 (1985年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

[湿度ケイさんの感想 · 2014年12月11日]

女性の心の動きがよくわかる短編集。読みやすかった。
男女の描かれ方は古いというかなんというか…

[マタンさんの感想 · 2012年4月8日]

男と女の小説。
もちろんのことその中には｢かなわぬ恋｣もあります。
そしてその中にはさらに｢ゲームの恋｣もあります。
でも、そのゲームの恋を乗り越えた女性は
とてもたくましく映りました。

でもね、いわゆる今騒がれている
｢ある問題｣の走りなんですよね。
これって。
もしこれを読んだあなた、
こう言う女性、もしくは男性を作ることが
罪はなくても苦痛になるということを
よく胸にとめておいてください。

爽快なのは
女性が男性を振る作品です。
なんか、爽快感を感じるんだよなぁ。

[gbrさんの感想 · 2011年4月6日]

短編の恋愛小説。
どれも深い内容と面白さを含んでいた。特に「シモーヌ」は良かった。切なさが心に残った。