壁 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 4577
レビュー : 444
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101121024

感想・レビュー・書評

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  • 自分がこれまで読んできた小説の中で最高のものの一つ。

  • 安部公房の本で、初めて、あんまり好きじゃなかった。
    芥川賞受賞作品らしいです。。。
    なーんか、いまいち。
    後味の悪いのが、多い。
    一番最後の「事業」は特に、悪趣味。

    山口果林の犠牲者、安部真知さんの表紙、イラスト。
    昭和44年初版。平成14年もの。
    砂漠のラクダの表紙は雰囲気を捉えているが、なかのカットは結構気持ち悪い。

  • 不思議な本。
    後ろに行くにしたがって、イメージがしやすくなってくる印象があるものの、やはり難解。
    最近、こういった作品に触れていなかったので衝撃的でした。
    もう少し若い時に出会っておきたかった。

  • ついていけなくなることもなく、読んでて疲れないバランス。思索の面白さ。

  • 260

  • 超わからない。
    人生初の安倍。考え方をくるっと回転させて物事を考える面白さみたいなものなのだろうか?

  • 名刺に名前を奪われ、存在を否定される話。作者はいかれてる(褒め言葉) 自分が正常のまま、キチガイに放り込まれる恐怖。自分の方が正しいはずなのに、全く話しが通じない世界が怖すぎる。

  • 2015/06/25

  • 話から出てこれなさそうで怖くなる。

  • 箱男くらい面白かった。
    バベルの塔の狸が一番いい。安部公房の不思議な世界に吸い込まれまれた感覚。
    赤い繭の短編たちも良かった。

    自分の存在理由、意識である‘とらぬ狸’に影を食べられ、目を残して透明になってしまった安天くん。
    人間のとらぬ狸は、思想の量で成長し、成熟すると主人の人間の影を食べる能力が得られバベルの塔に入れるようになる。
    目玉は狸に有害。視線から逃れるために微笑を使った。微笑は笑いではない。笑い・悲しみ・恐怖の、表情の中点、完全な無表情。どんな視線に対しても微笑は鉄の防壁になる。

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著者プロフィール

安部公房(あべ こうぼう)
1924年3月7日 - 1993年1月22日
東京府北豊島郡滝野川町生まれ、満洲で少年期を過ごした。
1948年『終りし道の標べに』(「粘土塀」)により単行本デビュー。1951年「壁 - S・カルマ氏の犯罪」で芥川賞を受賞。その後は劇作も手がけた。1958年「幽霊はここにいる」で岸田演劇賞、1963年『砂の女』で読売文学賞、1967年『友達』で谷崎潤一郎賞、1975年「緑色のストッキング」で読売文学賞をそれぞれ受賞。他、受賞作多数。国内外に大きな影響を及ぼしており、ノーベル文学賞の候補者としても名前が挙がっていた。
主な代表作として『壁』『砂の女』『他人の顔』『箱男』など。

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