燃えつきた地図 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101121147

感想・レビュー・書評

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  • 失踪した夫探しを依頼された探偵が最終的に自分の地図を失ってしまう、という話。
    ちょっと難しかった。

  • 地図・そして都市。これぞ安部公房イズム。

  • 終わらない悪夢が良い

  • 失踪とは何だろう。目的の喪失なのか、概念の喪失なのか。

  • 燃えてしまった地図なんて必要ないよな、新たな地図を書き直せば

  • ある女性に夫捜しを依頼された探偵の話だったのが、それを舞台としていつのまにか観念的に。そのまま自分も何が何だったのかわからなくなり、ふと、テーマがぼんやり脳裏に浮かび上がる。

  • いつもの風景が違って見えます。

  • どんどん不安になっていく。
    レモン色のカーテン。

  • 短編「カーブの向う」の発展させたもの。カーブの向こうを読んでからの方が楽しみやすいか…。
    小説の詩的形式応用。構成や視線の運び文体に注目したい。
    探偵好きにもたまらないかもしれない。

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著者プロフィール

安部公房
大正十三(一九二四)年、東京に生まれる。少年期を旧満州の奉天(現在の藩陽)で過ごす。昭和二十三(一九四八)年、東京大学医学部卒業。同二十六年『壁』で芥川賞受賞。『砂の女』で読売文学賞、戯曲『友達』で谷崎賞受賞。その他の主著に『燃えつきた地図』『内なる辺境』『箱男』『方舟さくら丸』など。平成五(一九九三)年没。

「2019年 『内なる辺境/都市への回路』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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