蒼氷 神々の岩壁 (新潮文庫)

  • 新潮社 (1974年8月12日発売)
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感想 : 13
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  • 本 ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101122052

感想・レビュー・書評

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  • 短編集。メインのドロドロ山岳昼ドラ(山描写パない)を皮切りに、先が気になって仕方なかった山岳ミステリ、山岳ホラー、登攀スポ魂実話と盛り沢山で内容濃すぎてクラクラして★5w

  • 富士山観測所の話だからおもしろいかと思ったら変な女に振り回される男たちの話だった。

  • 中短編集。
    冬の富士山を舞台にした表題作、蒼氷。吹雪、突風の描写はすさまじい。ガチガチの山岳小説ではなく、女性に翻弄される男たちを描いていて、登山愛好者でなくても楽しめる。

  • 2012.6.8(土)¥105。
    2012.8.14(火)。

  • 短編集。ちょっと、、、物足りなかった。やはし新田さんはガツンとくる大きな物語の方がいいな。

  • 手に汗握って読むシーンもある。

  • 中編プラス短編×3

     新田次郎短編集。

     今回も山と遭難のお話が続く。また、女性が関与する話も多い。いつもの通り無難に読める山岳小説だ。

     タイトル作の「蒼氷」は富士山の気象観測にかける男の物語。女性が絡むが、すっきりとしたストーリーは緊迫感もありとてもよいできだ。

     作品は以下の通り。

    蒼氷
    疲労凍死
    怪獣
    神々の岩壁

  • 新田次郎の山岳短編集。
    「神々の岩壁」は岩と氷壁に青春を賭けた天才クライマー雲稜山岳会の南博人さんの実話。

  • 初めて新田次郎氏の本を読みました。
    自分が通ったことのあるルートが出るとうれしいものですね。

  • 旧版 に-2-5

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著者プロフィール

新田 次郎(にった・じろう):1912-80年。長野県上諏訪生まれ。旧制諏訪中学校、無線電信講習所(現在の電気通信大学)を卒業後、1932年、中央気象台(現気象庁)に入庁。1935年、電機学校卒業。富士山気象レーダー(1965年運用開始)の建設責任者を務めたことで知られる。1956年『強力伝』で、第34回直木賞受賞。1974年、『武田信玄』ならびに一連の山岳小説に対して吉川英治文学賞受賞。

「2024年 『火の島』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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