栄光の岩壁(上) (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101122090

感想・レビュー・書評

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  • 面白かったが、山登りの専門用語が多く分からない所も多かった

  • 冬季岩壁を登るだけでも凄いが、足の無い足でチャレンジする事が凄い。しかも、トップクラスのクライマーである意思の強さには感服

  • この小説のモデルとなったのは芳野満彦さんだ。高校の頃の登山で凍傷により両足の指を失いながらも、山を目指した人であり、小説の中では、逆説的に両足の指がなくなったからこそ、山を登り続けたのだとも評している。
    そのことを考えると、主人公が凍傷を負い、その逆境から立ち上がることができたのは、小林医師という軍医上がりの人からいわれた次の言葉だと思う。
    この小説においては、この言葉からはじまっているともいえる。
    「寝ていたのでは一生かかってもそのままだ。まず立つことの練習を始めねばならない。靴下を幾枚も重ねて履き、大きな靴を履いて、天井からつりおろしたロープにすがって立つ練習からはじめるのだ。足に重みがかかると足が痛む。出血する。出血してもなんでも、それをやるのだ、そのうち出血も少なくなり、重心の取り方も自然に覚えてくる。新しい足が、君のその足の中から出てくるのだ」
    そして、主人公は、マッターホルンと言う山の北壁の日本人初登攀を成し遂げる。
    全2巻

  • 170222読了

  • 思ってたより面白い。詳しくは下巻で。

  • 最後にマッターホルン登頂に成功するが上下2巻は長すぎる感あり。1巻に纏めればよかったかも。しかし力作には間違いなし。

  • 岳彦の熱意とかは好き。でもちょっと控えめに言ってもおばかすぎない?笑 
    そこに山があるから登る。少年を山によびこんだ青年の正体が気になる…。文章は端的で読みやすいが、その淡泊さに若干マンネリしてきた感もあるので早く読んでしまおう。

  • 前半、死亡事故ばかりで読むのがつらい。。しばらくよいかな、新田次郎。「雪山でビバークに比べたら、布団があるだけ幸せだ」と育児の辛さを紛らわせられたけど。

  • 主人公の実生活のヘタレぶりに、イライラしてもーた。
    人物描写が緻密なんで、読んでて飽きない。

  • 一気に読んでしまいました。
    主人公竹井岳彦の「山に行きたい、山に生きたい」という思いを止めることができない心理に共感しました。
    悪い友人に何度も騙されるのには、読んでいて、辛くなって来ます。
    この小説に、この悪者の存在がなければいいのに、と思ってしまう程。
    今後、話の展開がどうなるか、楽しみです。
    できれば、遭難でなく、ハッピーエンドであって欲しいです。

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著者プロフィール

新田 次郎(にった じろう)
1912年6月6日 - 1980年2月15日
長野県諏訪郡上諏訪町(現:諏訪市)生まれの日本の小説家、気象学者。本名は藤原 寛人(ふじわら ひろと)。電機学校(現:東京電機大学)卒業。次男に研究者・作家の藤原正彦。
終戦後で生活が困窮しているところ、作家である妻の兩角(もろすみ)ていの刊行した『流れる星は生きている』がベストセラーになったことから作家を志し、執筆活動を兼業する。
1956年『強力伝』で第34回直木三十五賞受賞。1966年に専業作家。1974年に吉川英治文学賞、1979年に紫綬褒章。
気象職員としても富士山気象レーダー建設という大きな業績で名を残しており、退職時には気象庁から繰り返し強い慰留を受けた逸話が残る。

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