- 本 ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101122137
感想・レビュー・書評
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すんごい昔の本なのに、今読んでも楽しいのは、山登りに関してはあまり発展していないからなんだろうか?
それでもきっと登山での遭難死は確実に減ってるよね。こういう山小屋の管理やヘリが行き届いてそうだもんなぁ。
事実とフィクションを織り交ぜながら、綴る新田次郎小説は、なかなか登山に行けないわたしのために、擬似登山体験をさせてくれる恰好の本です。
もう、読めば読むほど登りたくなるし、登らなくてもいいから眺めたいなぁ。
これかぁ。
この山かぁ。
山の魅力と。実際山に登ったときのあの感じがものすごくリアルに表現されてて、まるで登った感です。たまに読みたくなる新田次郎の山小説。
登りたいけど。登れないそんなあなたにおススメです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おもしろかったけど絶対登山だけはやらないでおこうって思った。
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・山登りの先輩に借りて読んだ。さすがに40年とかそれ以上前の登山は装備が古い。ルックザックとか、灯りがローソクだったり。香港へ行く途中の飛行機とホテルで読んだ。出てくる山全部に行ってみたい。この中では「霧の中」が一番好き。ヨーロッパを舞台にした3篇は感情移入しづらかった。
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タイトルの『風雪の・・・』は、松濤明『風雪のビバーク』の小説化。その他『モルゲンロート』など13の短編集。
著者プロフィール
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