つぶやき岩の秘密 (新潮文庫 に 2-28)

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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101122281

感想・レビュー・書評

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  • それなりに面白かった。

    子供が大人の力を借りて、大人に打ち勝ち金塊を見つける話。
    親が居ないからか、早く大人になりすぎたような、変に悟っちゃった子供が主人公で、同年代の友達の描写がない。
    冒険に出る時も一人か、大人と一緒で爽快感はない。
    最後に金塊の隠し場所を見つけるが、村内であると噂の金塊だから紫郎が見つかった辺りを誰かが探して金塊を見つけてしまうんじゃないだろうか。

  • 懐かしい。丁寧な言葉使いの会話文がとても印象的。この小説が書かれたころは、まだ戦争が身近にあった時代だったのだなぁ。

  • 母親に「けっこう面白かったから読んでみて」と薦められた本。

    「新田次郎といえば山岳小説!」かと思いきや、こういうミステリー的な要素の含まれた少年冒険小説も書いていたとは。

  • 会話や主人公の日記?作文の口調が
    今から考えたらありえないような雰囲気で
    ちょっと読みづらかったが、
    そのあたりを我慢できれば、さらっと読む面白い本でした。
    ラストに向かって謎が解けて行く感じは
    引き込まれて一気に読み終えました。

著者プロフィール

新田次郎
一九一二年、長野県上諏訪生まれ。無線電信講習所(現在の電気通信大学)を卒業後、中央気象台に就職し、富士山測候所勤務等を経験する。五六年『強力伝』で直木賞を受賞。『縦走路』『孤高の人』『八甲田山死の彷徨』など山岳小説の分野を拓く。次いで歴史小説にも力を注ぎ、七四年『武田信玄』等で吉川英治文学賞を受ける。八〇年、死去。その遺志により新田次郎文学賞が設けられた。

「2022年 『まぼろしの軍師 新田次郎歴史短篇選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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