悲しみの歌 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.97
  • (112)
  • (96)
  • (108)
  • (5)
  • (1)
本棚登録 : 765
レビュー : 94
  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101123141

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 暗い。
    わくわく感や非日常性を求めて小説を手に取る身としては、ややつらい作品だった。
    一言で言うと、ちぐはぐな人間たちが交わることで生まれる悲劇を描いた作品か。
    正義を疑わない新聞記者と、自らの過去を消化できずに重いものを抱えて生きる医師。
    読んでいるときはあまりピンと来なかったが、不思議と印象に残る。

著者プロフィール

遠藤 周作(えんどう しゅうさく)
1923年3月27日 - 1996年9月29日
東京生まれ。父親の仕事で、幼少時代を満洲で過ごす。帰国後にカトリックの洗礼を受けた。1941年上智大学予科に入学したが、中退。慶應義塾大学文学部仏文科入学・卒業後、カトリック文学を学ぶためにフランスへの留学。帰国後の1954年『アデンまで』を発表し小説デビュー。1955年『白い人』で芥川賞を受賞し「第三の新人」として脚光を浴びた。
1958年『海と毒薬』で第5回新潮社文学賞及び第12回毎日出版文化賞、1966年『沈黙』で第2回谷崎潤一郎賞、1979年『キリストの誕生』で第30回読売文学賞評論・伝記賞、1980年『侍』で第33回野間文芸賞などそれぞれ受賞。1995年に文化勲章を受章している。
上記受賞作のほか、1993年刊行『深い河』もキリスト教と日本人をテーマにした代表作と見なされており、映画化された。60年代以降「狐狸庵山人」(こりあんさんじん)を名乗り、様々なエッセイを記した。数々の作品が欧米で翻訳され高い評価を受けており、存命中ノーベル文学賞候補だったこともよく知られている。

悲しみの歌 (新潮文庫)のその他の作品

悲しみの歌 Kindle版 悲しみの歌 遠藤周作
悲しみの歌の詳細を見る 単行本 悲しみの歌 遠藤周作

遠藤周作の作品

ツイートする