死海のほとり (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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レビュー : 74
  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101123189

感想・レビュー・書評

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  • 鉄条網に夕陽がさすシーンがほんとに忘れられない

  • 文学部にいったキッカケ2。ゲッセマネのイェスの一文がいい。

  • 「巡礼」と「群像の一人」という小説が交互に入り乱れて登場し、それで1つの作品となっている。

    「群像の一人」での無力なイエス。
    「巡礼」での実はいつもそばにいるイエス。

    イエスを考える1冊。

  • 2007/2

  • 確かに読みづらく、進みにくい。だけどこれが遠藤先生の原点とも思える作品だと思った。この本を読む前に「沈黙」「深い河」更に数冊遠藤先生の著書を読んで頂きたい。この本には遠藤先生ご自身の苦悩が描かれている。この苦悩がこれまでの作品を書いてこられたのではないかと思う。

  •  遠藤周作のキリスト有名三部作と薦められて読みました。
     とにかくもう、切ない。やり切れないというか。
     愛だけを唱えて死んでいったイエスの姿を群像の人々の視点から描いた作品。それと、キリスト教を信じきれず、その真の姿を探しにエルサレムにやって来た小説家<私>の巡礼の旅が同時進行で描かれています。

  • それでも「泣ける小説」
    同伴者イエス が最も顕著にあらわれる作品。

  • 知人にどうしてもと進められて読んだ一冊。
    なんと行っても描写の素晴らしさに痺れました。私がイエスに抱いていたイメージが根元から変わってしまったような。
    若い人にこそ読んでもらいたい。

  • 人間って弱いんだなぁ・・・

  •  イエスの足跡を辿っていく男の小説。

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著者プロフィール

遠藤 周作(えんどう しゅうさく)
1923年3月27日 - 1996年9月29日
東京生まれ。父親の仕事で、幼少時代を満洲で過ごす。帰国後にカトリックの洗礼を受けた。1941年上智大学予科に入学したが、中退。慶應義塾大学文学部仏文科入学・卒業後、カトリック文学を学ぶためにフランスへの留学。帰国後の1954年『アデンまで』を発表し小説デビュー。1955年『白い人』で芥川賞を受賞し「第三の新人」として脚光を浴びた。
1958年『海と毒薬』で第5回新潮社文学賞及び第12回毎日出版文化賞、1966年『沈黙』で第2回谷崎潤一郎賞、1979年『キリストの誕生』で第30回読売文学賞評論・伝記賞、1980年『侍』で第33回野間文芸賞などそれぞれ受賞。1995年に文化勲章を受章している。
上記受賞作のほか、1993年刊行『深い河』もキリスト教と日本人をテーマにした代表作と見なされており、映画化された。60年代以降「狐狸庵山人」(こりあんさんじん)を名乗り、様々なエッセイを記した。数々の作品が欧米で翻訳され高い評価を受けており、存命中ノーベル文学賞候補だったこともよく知られている。

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