- Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101123189
感想・レビュー・書評
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話の本筋覚えてないやー。
だけど、キリストを特別な力を持った偉大な人物ではなく、他人に対するやさしさのあるごく普通の人間として描いていたのが良かった。
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鉄条網に夕陽がさすシーンがほんとに忘れられない
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文学部にいったキッカケ2。ゲッセマネのイェスの一文がいい。
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「巡礼」と「群像の一人」という小説が交互に入り乱れて登場し、それで1つの作品となっている。
「群像の一人」での無力なイエス。
「巡礼」での実はいつもそばにいるイエス。
イエスを考える1冊。
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2007/2
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確かに読みづらく、進みにくい。だけどこれが遠藤先生の原点とも思える作品だと思った。この本を読む前に「沈黙」「深い河」更に数冊遠藤先生の著書を読んで頂きたい。この本には遠藤先生ご自身の苦悩が描かれている。この苦悩がこれまでの作品を書いてこられたのではないかと思う。
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遠藤周作のキリスト有名三部作と薦められて読みました。
とにかくもう、切ない。やり切れないというか。
愛だけを唱えて死んでいったイエスの姿を群像の人々の視点から描いた作品。それと、キリスト教を信じきれず、その真の姿を探しにエルサレムにやって来た小説家<私>の巡礼の旅が同時進行で描かれています。 -
それでも「泣ける小説」
同伴者イエス が最も顕著にあらわれる作品。 -
知人にどうしてもと進められて読んだ一冊。
なんと行っても描写の素晴らしさに痺れました。私がイエスに抱いていたイメージが根元から変わってしまったような。
若い人にこそ読んでもらいたい。 -
人間って弱いんだなぁ・・・