- Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101123332
感想・レビュー・書評
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キリシタンキリシタンしているのかと思いきやしっかり大友家の歴史がわかり勉強になる。上巻は毛利との闘い。意外なのは上巻が終わっても大友宗麟がまだ改宗していないこと。
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九州豊後の戦国大名”大友宗麟”の物語。得意の外交力を活かして六ヶ国の守護を兼ねて九州探題となった栄達欲の陰に父親の死、身近な者の謀叛などがあり、猜疑心が強くなった。さらに自分自身をも信じられなり、その心の葛藤を同じクリスチャンの遠藤周作さんが上手く描いている。
中国の覇者毛利元就との息つく暇もない攻防も描かれており、読み応えがあった。20年ぶりに読んだが、とても面白く、すぐ読み終えた。 -
現代における戦国大名大友宗麟像に多大な影響を与えた一冊。その生まれから大友二階崩れを経て対毛利戦の勝利までを記録している。とはいえ、この物語がタイトルの通り最後が分かる様に、冒頭部にてその最後を記すあたりはお見事としか言いようがない。
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睡眠時間を削って読んでしまった。
歴史小説はいろいろ読んだけど、こんなに大名の内面に切り込んだ話はないんじゃないだろうか。
おもしろかった。 -
戦国時代にキリスト教王国を作ろうとした大名がいたという事実を知り、現代の我々にとって奇想天外としか思えないような行動を取った大名とは、いったいどのような人物であったのか知りたくなった。「王の挽歌」は、そんな大名、大友宗麟の生涯を描いた小説だ。上巻は、豊後の守護の後を継ぎ、九州探題に任命され、毛利に勝つまでを描いている。
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何だこれすげえ面白い!
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宗麟可哀想に見えてくる
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古本で購入。まだ上巻しか読んでないけど面白い。
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キリシタン大名として有名な大友宗麟を書いた作品。
悲しく重い。