朱を奪うもの (新潮文庫)

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  • / ISBN・EAN: 9784101127033

感想・レビュー・書評

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  • ★2.5ですかな。
    社会の枠組みと言うか枷を乗り越えていくというのは容易でないのだろうけれども、後代から見た時にそれが共感力を持つか否かというのはそのアーティストの力量そのものにかかってくるということなんでしょう。
    この意味では本作、正直現在でも読み続けられる力は有していないと思います、残念ながら。その時代の中で酔ってしまったかなぁという気がします。

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著者プロフィール

円地文子

一九〇五(明治三十八)年東京生まれ。小説家、劇作家。国語学者・上田万年の次女。日本女子大附属高等女学校中退。豊かな古典の教養をもとに女性の執念や業を描いた。主な作品に『女坂』(野間文芸賞)、自伝的三部作『朱を奪うもの』『傷ある翼』『虹と修羅』(谷崎潤一郎賞)、『なまみこ物語』(女流文学賞)、『遊魂』(日本文学大賞)など。また『源氏物語』の現代語訳でも知られる。八五(昭和六十)年文化勲章受章。八六年没。

「2022年 『食卓のない家』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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